ハイラル観光記

【ネタバレ注意】ティアキンのハイラルの観光記です。攻略情報見ない派野郎。勘と思い込みで右往左往する様をお楽しみください。

2023-07-28 Top of the World

祠の「中身」の前にやっておく事ができた。監視砦上空の空島だ。ひらめいたんだよ、落ちてきた石碑に「モドレコ」したらあそこに上がれるんじゃないかって。この「観光記」に「3000m近くあるかも」って書いたけど、そうやってゲーム中に気になった事を記録して反芻する事で脳内に常にゲーム内の疑問を考えている領域が生じて、シャワーしてる間などに突然答えをひらめくのだ。

いそいそと監視砦に戻って石碑に乗ってモドレコを……かからない!落ちてからだいぶ経ってるし、だめか〜。なにが「ひらめくのだ」だよ……。

気を取り直して他の方法を考える。以前チャレンジした時、空島の反重力足場を使ったら道半ばで消えてしまったわけだが、むしろ「気球を焚き火で浮かせる」みたいな、ゾナウエネルギーに依存しない方法なら消えなかったりするのでは?と「気球の土台」を探す。以前は監視砦の中にあった気がするのだが、ロベリーが引っ越してしまったせいかなくなっている。少し遠いけど、ラウルの地上絵の所にインパが使っていたものがあったな、とワープして探しに行くと、インパ達が引き払ってる事もあってここにも無い。じゃあ確実にあるのは、カカリコ村の奥だな!とそちらへ向かうと、ここの気球土台は鎖で繋がれており動かせない様になっている。写真も撮れない。ここに動かせない気球がある理由を理解して無かったんだけど、これは浮遊ワッカ遺跡を調査するために持ってきたけど、調査禁止令が出てしまったので封印してあるという演出なんですね。

あとは、空島から落として持ってこれるか……?等と考えるが、まずはどれくらい上がれるか検証しようと、監視砦でブループリントを使い「設計図」から気球を出す。ゾナウエネルギーで作った物の方が消えやすそうな気がして避けてたんだけど。気球に薪を押し込んで火をつけて空中へ。ゆっくりと上昇していくが、途中で気球が点滅しだし、ああやっぱり消えるな……と思っていたら土台ごと消えてしまった。ブループリントを使わずに気球を作ったら土台だけ残ったりするかな?でも気球部分が消えたらどうしようもないとは思うけど。

もう一つ気球の設計図「双発気球」があるので、そちらも出して検証する。こちらは火龍の頭で加熱する方式で、なおかつ2球あるので上昇が速い。こちらも消えそうになるが、さっきの気球より足場が大きいので、さらにブループリントで双発気球やロケット足場が出せるのでは?と試すが、この上では無理みたいだった。

しかし、上昇できた高さが「双発気球」の方が大きい。500mを超えており、気球の2倍弱上昇できた。あらためて、ゾナウギアや反重力足場が消える条件ってなんだ?移動量かと思っていたのだが、動かし始めてからの時間か?と疑問に思う。であれば、扇風機やロケットをゴテゴテつけて高速で移動すれば反重力足場で3000m級の空島に届く可能性がある?

という事で、早速検証しに始まりの空島へ。最初の祠近くの反重力足場に扇風機を2台つけて動かす。移動量がわかりやすい様に方向は「真上」に固定して消えるまでに移動できた距離を記録し、扇風機の数を4つ6つと増やして移動速度と移動可能な距離の関係を調べる。スタート地点の高さは 1422 で、足場はゆっくり上昇していき 2515 で電池切れになった。以前試した時も、電池のサイクル2周目で足場が消えた気がする。気球の時より明らかに消えるまでの時間が長いが、反重力足場は寿命が長く設定されているのだろうか。電池サイクル2周目の上昇開始。それまで見えてなかった目的の空島が見えてくる。足場はゆっくり上昇を続け、今回は点滅が始まらないまま高度 3000 近くまで上がれてしまった。あの空島がこれまで見た事ないくらいはっきり見えてきて、高さを感じるせいか、もしかしたらこれこのままイケるんじゃないかという思いのせいか、コントローラーを握る手に汗がじっとり出てきている。正直ガノンと戦った時より緊張している。

目的地を見下ろす位置にまで上昇し、高度が 3292 になった所で突然上昇が停まる。足場は消えていないし扇風機は動作しているが、これ以上高度が上がらない。つまりここがこの世界の「天井」なのだ。扇風機を停めても足場は落ちないし消えない。そこで扇風機を横向きにつけ直して、あの空島へ向かえる様に操縦桿を出してつけようとするが、「ここでは出せません」と表示されて操縦桿が出せない。足場と「天井」の隙間が狭くて出せないという事だろう。あらかじめつけておくべきだった。ミニマップで目的の方角を見ながら、操縦桿なしで足場を目的地に向かわせられる様に扇風機の向きを微調整する。この作業の間、何度も「これ以上は進めません」という、ゲルド砂漠のはじっこをウロウロしたり、へブラ地方で世界の果てみたいな崖の向こうに行こうとして見た警告が現れる。扇風機を付け直した事で足場に微妙な傾斜が生じていて、傾斜の上がっている側にリンクが来るたびに「天井」に頭がぶつかるためだろう。再び扇風機を起動して目的の空島へ向かう。しばらく進むと、予想していた通り足場が点滅をはじめる。足場やゾナウギアによって消える条件は異なっていそうだが、この反重力足場は上方向には制限なく移動が可能で、横方向には一定量または一定時間移動すると消えるという仕様みたいだ。足場が消える直前に飛び降りるぞ、とジャンプの予行練習をするが、「天井」にぶつかるためジャンプできない。点滅が早くなり足場が消えたら即パラセールを開いてあの空島へ向かう。チューリに風を何度か送ってもらうと、結構余裕を持って目的地に到着できた。

監視砦上空の空島は高度が 2997 (花弁状の部分)、柱の上の最高点は 3009。宝箱やコログ等は無いのでここに来るメリットは特にない。ないけど、ハイラル中最高の高度に来たという高揚感と、ハイラル全土が箱庭の様に(実際箱庭なんだが)見える景色が最高で最高だ。

柱の上にワープポイントを置いていつでも来れる様にする。ここから飛び降りるとパラセール・チューリの風・グライドスーツの組み合わせで、真東を目指せばラネール地方のオーレン橋あたりまで飛ぶ事ができる。基本的には目的地近くから飛んだ方が早いので頻繁に使うものではないが、ハイラル全土の半分以上はこの空島から飛び降りる事が可能そうだ。マスターソードを抜く前だったら、2000m前後の高さを飛ぶゼルドラに乗るためにも使えただろう。

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ところで気球を探しにカカリコ村に行った時、気球が封印されてる辺りでプリコ、ココナ、ドゥラン一家が墓参りをしていた。浮遊ワッカ遺跡への立ち入り禁止のせいでこれまで墓参りができなかったみたいだ。あらためてカリーユ先生の悪業の深さを思い知る。しかし、この石ってお墓だったんですね。シーカー族の死者が出るたびにここに石を置く、みたいな感じなんだろうか。以前リンクが「これなんだろう?」って石の上でピョンピョンやってた事は、みんなには内緒だよ……(人のこと言えない)

これと同時に(以前からかも?)プリコが井戸の中の「お母さんのレシピ」の所でこっそり料理の練習をする様になっている。特にミニチャレンジにならないし、ガンバリはちみつリンゴ(前にレシピを見て作ったのをまだ持ってる)を持っててもそれをあげましょうという流れにならない。手助けしたいけど、これは本人が自分で作れる様になる事が大事なので、見守るしかないという事なんだろうか。

センサーを「井戸」にしていたのでシーカー族のお墓がある崖の下に「ミモザのレストラン」も見つける。料理研究家がいた痕跡もあちこちの井戸で見つかるし、井戸の中で料理するのが流行ってるのか?監視砦のユノシタに続いて「井戸の底に入ると吊り目の女子がいる」という状況がなんかドキドキする。ドキドキするのでせっせと失敗料理を作ってお届けしちゃう。てゆうかこの人、前作で失敗料理のレシピを色々教えてくれた人か……。