ハイラル観光記

【ネタバレ注意】ティアキンのハイラルの観光記です。攻略情報見ない派野郎。勘と思い込みで右往左往する様をお楽しみください。

2023-10-06 ついに封印を解いたがTUNICが激ヨワに……

「ジッグラト」に入ってから、というかそれ以前の「採石場」の底部から、対応するマップが説明書に無い。ページが未入手なのではなく、ページ数を見ても目次を見ても、「採石場」の次は「沼地」そして「大聖堂」のマップが掲載されている。以前予想した様に、このゲームが説明書が解説するゲームの「続編」だとしたら、これは新たに追加されたマップで、瘴気カラーのキツネが「リアクター」に加工されているのも「元のゲーム」から今作までの間に行われる様になった事なのかもしれない。……とはいえ説明書にはテキストのみで「埋没したジッグラト」との表記があるし、単に地図が必要ない単純な構造のエリアだからかもしれないけど。

カマキリ達は強いのだが、前回戦わずにすり抜ける作戦で挑んだ時は、宝箱を取ろうとして死んでしまっていた。そこで今回は宝箱は取らずに先に進む事にする。画面の切り替えや新たなセーブポイントで敵の配置をリセットできれば、こっそり戻ってきて宝箱を回収できるかもしれないし。ただし「進んだら戻れなくなる」マップの可能性もあるので、まずは現在の位置からどこまで戻れるか確認しておく。瘴気キツネが「リアクター」に加工されている部屋までは戻れるが、その前の「エレベーター」より前には戻れない。この先でも「エレベーター」には要注意という感じか。

全体が瘴気ダメージを受ける空間だった「採石場」の底部を通り過ぎてかなり進んでいるので、この辺りはもう瘴気がないかもしれない、とマスクを外してみる。大丈夫、マスクなしでも呼吸できる。パネルの「枠」が一つ空いたので「アンクレット」「消音ベル」「シアンのキケンリング」をセットする。こちらからは攻撃せず、ダメージを受けながら走り抜けていく事を意識した構成。これでダッシュだ!

多数のカマキリを後ろに引き連れて、宝箱を無視して走っていく。意外とすぐに次のセーブポイントがあり、敵の配置がリセットできた。警戒しながら道を戻って、残してきた宝箱を開ける。カマキリに気づかれないまま、多分全部の箱を開けられた。大成功。

セーブポイントの先には「リアクター」の両側に四角柱ゴーレムが2体控えており、中ボス戦が始まる。四角柱ゴーレム一体だけなら倒した事はあるが、今回は2体いる上に、奥の水中からカマキリ2匹が追加で出てきて4対1の戦いに。全然対応できずにあっさり死ぬ。2回目の挑戦ではカマキリと四角柱ゴーレムをなるべく引き付けて、ショットガンでまとめてダメージを与える事をMPがなくなるまで繰り返すと、四角柱ゴーレム達の装甲を外して、カマキリは一番小さい形態のが何匹か残る状態まで削ることができた。残ったやつらをなんとか片付けて「リアクター」を起動すると、新しい通路が現れて先に進める状態になる。

直前のセーブポイントで回復するとなんと四角柱ゴーレムもカマキリも復活してしまうが、すでに「リアクター」を起動して新たな道を開いているので走り抜ける。カマキリに追われながら先に進むとプールの縁から下に降りるハシゴがあったので逃げ切る事ができた。ここまでのエリアは瘴気を溶かした様な紫色の液体を湛えたプールの上を進んできたが、このプールも「ジッグラト」の底部ではなく「ジッグラト」内部の大きな構造体の上に設置されていたらしく、プールから降りた先では再び空中の柱から柱へ渡された細い梁が通路となっている。プールのある階層からは次々と、生産されたばかりの「リアクター」が下の階層へ運ばれて行く様子が見える。先へ進むと遥か下方にぎっしりと、無数の「リアクター」が並んでいる様子が霞んで窺える。ここは「リアクター」の倉庫の上方に架けられた通路の様だ。先に進むと「隠された金庫室」とエリア名が表示され、セーブポイントがあるのだが反応がない。よくみるとセーブポイントの像のすぐ後ろに「リアクター」があり、これを起動するとセーブポイントが使える様になり、さらにその後ろの扉が開いて中に入れる様になる。開いた扉は「雪山」にあったものと同じタイプなので、あの扉も「リアクター」の起動で開くのか?と気になる。扉の中は「ワープゾーン」から出入りする事ができる「黄色い床」がある。つまり、「セーブポイント」と「ワープゾーン出入り口」がセットであるということは、この先で「攻城兵器」「司書」級のボスと戦う事になるのだろう。

じゃあ、まず勝てない感じかも知れない。カマキリにすら苦戦してるし……と思いながら先に進むと、こちらに背中を向けて何かを拝んでいる様な人物がいる。コイツが「スカベンジャーの親玉」か?と、こちらに気が付かないのをいい事にショットガンを背中にぶっ放す。しかし、2発目以降は手に持つ大剣を盾にされて防がれてしまった。ショットガンでMPが尽きたので剣で切ったり切られたりをやる。「スカベンジャーの親玉」は名前の通り、これまで出てきた「スカベンジャー」達の攻撃を組み合わせた様な攻撃をしてくるのである程度予想がつき、初見で結構いい所、体力を半分以上削ったところまで行けた。

「スカベンジャーの親玉」は、サイズも「攻城兵器」「司書」に比べると小さいし、攻撃パターンもあまりビビらずに対応できるので、もしかしてボスの中では比較的弱いのでは?という気がしてくる。ショットガンはガードされてしまったので、今度はガード不可攻撃っぽいフックショットをメインに戦う。フックショットで引き寄せると相手にガードされる前に攻撃できる。引き寄せて切っているとキックでTUNICを押しやって、距離を取って爆弾を投げて来るのだが、すかさず再度フックショトで引き寄せると爆風に巻き込める。途中でMPが尽きて剣と盾でチャンチャンバラバラになってやられてしまったのだが、今回は3/4以上のHPを削ることができた。これはMP回復アイテムをケチらずに使いながら戦えば勝てそうだぞ……!と白い果物をセットして3回目の挑戦に赴くと、なぜか親玉がいない。どういう事か分からないまま、最初に親玉が祈っていた黒いオーラが流れている装置を調べると「青い六角形」が入手できた。

「スカベンジャーの親玉」はバグで消えてしまったのか?思い返すと、1回目に戦った時の親玉は最初、こちらに背を向けて「青い六角形」においのりをしている風だったのだが、2回目はこちらを見ていて最初からTUNICが来るのが分かっている様子だった。死んでやり直す度にボスの状態が完全に初期化されるわけではないとすると、与えたダメージが一定以上になるとボスが出現しなくなる様な判定があって、その数値がプログラムのミスで初期化されないまま1回目と2回目で蓄積されて、3回目ではボスが出現しなかった、とかだろうか(仮説A)。2回目にTUNICがやられた際に暗転する画面の向こうでボスも自分の爆弾で自滅していて、そこでボスが討伐されたフラグが密かに立った可能性もある(仮説B)が、1/4弱残っていたボスのHPが爆弾一発で削れるとはあんまり思えない。もしかしたら「スカベンジャーの親玉」は一定以上のダメージを受けると逃げ出す「ギルガメッシュ」(FF5)みたいな敵キャラクターで、後で強くなった親玉と再戦する事になるのかもしれない。この説だと仮説A,Bどちらの可能性も成立しやすくなると思うし、「親玉」が「攻城兵器」や「司書」に比べて生身っぽすぎる、TUNICと同じキツネ族っぽすぎるという違和感が後の再登場で解消されそうで、いい流れだと思う。

ともあれ、3つあるという「六角形」のうち、最初の「青」が手に入った。こうなると「東の金庫室」で「攻城兵器」が守るのは「赤」で、「南の金庫室」から「盗まれて空の頂にある」という「緑」は「図書館」の上で「司書」が守っているという事で間違いないだろう。どちらも「ワープゾーン」ですぐに戦える場所であり、「スカベンジャーの親玉」を倒して(倒してないが)気持ちが大きくなっている事もあって直ちに「攻城兵器」との再戦に向かう。

あの巨大でめちゃくちゃ強かった「攻城兵器」だが、こちらもかつて戦った時と比べると各パラメータは強化され、マジックアイテムは増え、使えるパネルも(効果を実感できているものは少ないけど)増えている。俺はあの「スカベンジャーの親玉」を倒した(だから倒してないが)TUNICだぞ!と威勢よく殴り込み、まずはショットガンでガンガン削る。「攻城兵器」はぶっといビームを出して扇形に薙ぎ払ってくるのだが、ビームの出始めにショットガンを当てると攻撃をキャンセルする事ができる様だ。ショットガンは3発で弾切れになってしまったのだが、その後もなるべく相手との距離を詰めて戦うと、剣の攻撃でも敵のビームをキャンセルできいい感じだった。とはいえ他の攻撃は普通に喰らっていたが、最終的にはHPとポーションの多さで粘ってゴリ押しした感じで倒す事ができた。

「攻城兵器」が落としたロッドを金庫室のソケットに嵌めると、装置が大袈裟に起動して「赤の六角形」が手に入った。あとは「司書」だけだ。いけるだろうか。ここまで来たらいけるんじゃないかしら、と図書館へ向かう。司書はこちらの攻撃が届かない所に浮かんで攻撃してくる事が分かっていたので、フックショットを装備して引き寄せて切る方針でやる。ボスなので特別という事か、一定の距離までしか引き寄せられないためなるべく近くに寄って、引き寄せては攻撃、引き寄せては攻撃の繰り返し。予想に反してMPを使い切る前に「司書」を倒せてしまった。TUNIC、マジで強くなったな〜!

ついに3色の「六角形」が揃い「ワープゾーン」に戻って来たTUNIC。ここの北には「母ちゃん(仮)」が封印されているわけだが、以前訪れた時の不穏な空気から、今そちらに向かったら封印がいきなり解けて襲いかかって来るのではないかと警戒してそちらには行かない事にする。一方「ワープゾーン」中央の出入り口から入った空間には巨大な剣が浮かんでおり、3つの六角形のシンボルが床に大きく描かれていた。もしかして六角形が3つ揃った事でその剣が解放されているのではないか?マスターな感じのソードが手に入るのではないか?と思ってそのソード空間を見にいくが、そちらは以前のまま、剣が浮かんでいるだけで何も起こらない。そこで本来の「六角形」の使い道だと思われる「天上の世界」の岩屋の神殿へ向かう。ここで封印を解いたらいきなりラスボス戦、みたいな展開もありえる状況だが、そんな事気にせずポコポコと六角形を鍵穴に嵌め込んでしまうTUNIC。いちいち派手な演出で封印が外れていくが、最終的にはそれらが消えただけで、ここで何かが起きるという気配はなかった。ということは、これは「あちら側」で何かが起きてるんだろうな、と再び「ワープゾーン」へ。

まずは「ワープゾーン」から「巨大な剣の空間」に入ると、剣は消えており、かわりに「母ちゃん(仮)」だろうと思われる大きなキツネ(の魂)がいる。これは何かあるぞ、怖いぞ、と一旦戻って「ワープゾーン」の奥の「封印コーナー」に行く。やはり封印が解けた様子で「母ちゃん(仮)」の姿は消えており、浮いていた子ギツネ達の魂はパラメータ上昇アイテムに変化している。アイテムを入手したいが、取れない様だ。

「封印コーナー」では何も起きないので、腹を据えて「巨大な剣の空間」で「母ちゃん(仮)」に話しかける。すると「母ちゃん(仮)」が巨大な剣を手にして襲いかかって来る。敵の名前は「継承者」とあり、ようやく封印されていた存在の名前が判明する。まず巨大な剣の攻撃を一撃くらい、ヤバい!と思って距離を取ってから「司書」と同じ様にフックショットで引き寄せて攻撃を加えようとする。しかし「引き寄せ」をやっても「継承者」はよろけないどころか、剣の攻撃モーションがキャンセルされず、2発目の剣の攻撃をくらってしまう。TUNICは「ワープゾーン」に入った時の「魂」の姿ではHP・スタミナ・MPが初期状態になっていて、たった2回の攻撃で天に召されてしまうのであった。

……と思ったら、シーンが夜の「天上の世界」に切り替わり、一番最初にTUNICが目覚めたスタート地点で、今度は「魂」の姿でTUNICが目覚める。のんきに小さくあくびなんかしちゃって。さっきの戦闘はいわゆる「負けイベント」だったのかな。あたりを歩き回ると、あちこちに「魂」の姿のキツネたちがいて、Aボタンで話しかける事ができる。いわゆるNPCがそこらにいる状態。もちろん会話の内容はTUNIC内の謎言語・謎文字なので読み取れない。NPCの姿を辿って「天上の世界」の南東に向かうと、壊れて途切れていた橋が「魂の橋」あるいは「橋の幽霊」と言える様な半透明の状態で繋がっていて、いままで到達できなかった「リアクター」が起動できる様になっている!ここに辿り着く方法は「ジャンプ」じゃなかったのか……。と思いながら「リアクター」を起動してハシゴを降り、初めて「天上の世界」の南東の道の先へと進む。

進んだ先は「沼地」「古の墓地」と表示される。説明書のマップで「採石場」の次のページにあったマップだ。「幽霊」しか立ち入れないと説明されていたが、「魂」の姿にならなければ到達できないという事だったのか……。「魂」の姿のTUNICはHP・スタミナ・MPが初期状態のままで、きっと攻撃力・防御力・ポーション回復量も初期状態になっていると思われるので、一旦「天上の世界」に戻る事にする。もしかしたら「ワープゾーン」の「封印コーナー」にあったパラメータ上昇アイテムを取れれば「魂」状態でのパラメータも上げられるのかもしれない。レベルの上げ直しみたいで、楽しくないけど……。

というわけで「魂」の姿のまま、夜の「天上の世界」を散策する。ところが、あちこちでハシゴや橋が無くなっていて、行けるエリアが極端に制限されている。東の森には入り口に近づくことすらできず、「東の金庫室」方面はでかい瘴気に遮られて入る事ができない(しかも、近づくとマスクをしていても瘴気ダメージを喰らう)。岩屋の神殿の中には魂NPC達が集まっていて「4つめの鍵」があるみたいな情報もあって気になる。他に行ける場所がないので「ワープゾーン」に入ると、空間が切り裂かれて瘴気が漏れ出している様な状態になっている。これも「母ちゃん(仮)」あらため「継承者」の仕業なんだろうか。ステータスアップアイテムは見つからず、「封印コーナー」のアイテムも結局取れないので、このステータスのままで「沼地」に行くしかなさそうだ……。

再度「沼地」に入り、地図を見ながら拠点となるキツネ像を目指すと、敵に出会わないままあっさりたどり着いてしまった。キツネ像から東に「伝達路」を辿ると、門が勝手に開いてTUNICを向かい入れる。こわ!門に入るのを躊躇ってその周辺を歩き回ると骨ギツネの店や井戸があり、ここが「魂」の姿になって以降の拠点とすべき場所であると分かる。しばらくパラメータ上昇アイテムが手に入らなかった事もあって、お金が溜まっていたので店でコインを買ってパネルのセット枠を増やす。

門に入るのを避けてマップの南側へ向かうと、やはり沼地にも敵が出てくる。地下墓地にもいたスケルトンで強くないのだが、こちらもパラメータが初期状態になっているので何度も殴らないと倒せない。防御力もHPも弱くなっているので、これまで以上に注意が必要だ……。門から南へ伸びている柵を回り込んでマップの南側に入り、宝箱を回収しながら進んでいくとスケルトンの親玉みたいなデカいのがいて、巨大な骨棍棒で叩き殺される。

今度は勝手に開いた門の中に入り、まっすぐ進むのは避けて南側の高台へ。さっきやられたエリアへ逆の北側からアプローチする作戦。宝箱を取り、普通のスケルトンたちを倒してマップの南東に近づくと、何もない所で敵がこちらを発見した時の「!」マークが表示され、地面の中から攻撃エフェクトが飛び出してダメージを受ける。これはヤバいとさらに南へ逃げるが、射程がめちゃくちゃ長くどこまで逃げても攻撃エフェクトが追ってきて、ついにやられてしまった。ズルい!!

南の方にはヤバいのがいる、と学習したので素直に「伝達路」沿いにマップ中央へ。「リアクター」を起動して周辺を散策しようとすると、また「!」が表示されてあの攻撃エフェクトが飛び出す。しかも今度は複数相手がいるらしい。ほうほうの体で逃げ戻って休息。今度はマップ中央を避け北側の縁を回り込んで、この先の目的地である「大聖堂」にアプローチできるか試してみる。しかし歩いてきた高さでは大聖堂には近づけず、マップの内容と合わせると、東側の高台に上がってから北側の高所に回り込み、橋を渡る必要がありそうだ。そのまま東側に行こうとするとまた姿を見せない敵に発見されてしまう。ダッシュで坂道を登って東の高台に上がるが、そこにいたスケルトンたちと見えない敵の攻撃に挟まれる形となり死んでしまった。

今度はマップの南側を大回りして東の高台に向かう。またしても見えない敵に捕捉されるが、逃げ回っていると浅瀬の水面に波紋が浮かぶ事に気がついた。何度も攻撃されるうちにうすうす気が付いていたのだが、この敵は地面の中に隠れて地面を貫通する遠距離攻撃をしてきているのではなく、単に「姿が見えない」敵だったみたいだ。最初に出会った場所が上下に層をなす地形だったために、地面の中から攻撃をされていると勘違いしてしまった。さらに敵の攻撃エフェクトと水面を観察していると、相手は遠隔攻撃をしているのではなく「攻撃判定があるダッシュ」系の攻撃をしている事も分かった。波紋をたよりに見えない敵のいそうな所を攻撃すると姿が見えるようになった。説明書にある「闇からの呼び声」という敵だ。一発攻撃を当てるとずっと姿が見えるみたいで、簡単に倒す事ができる。南回りだと見えない敵はこの一体にしか遭遇しないので、安全に東の高台に上がれる様になった。

東の高台にいるスケルトン系の敵は遠巻きに通過して北の大聖堂を目指す。それでも何匹かに気付かれて追われるが、北の橋の上、カラスがいる場所まで逃げ込むとカラスがスケルトンを倒してくれる。生き残ったスケルトンとカラスを慎重に片付けたら、橋のどん詰まりのハシゴを下ろすと拠点のキツネ像からここまでのショートカットができた。そのまま少し戻ってさっきは通過した「リアクター」を起動し、北に進んでいよいよ「大聖堂」に入る。

説明書に掲載されているマップのうち「大聖堂」だけは建物を横から見たスタイルだったので、ゲーム内でもサイドビューに切り替わったりするだろうか…?とも思っていたが、中に入ってもクォータービューのままだった。このマップだけ各所に数字が振ってあり、それぞれに(読めない文字でだが)短い解説がつけられている。入ってすぐの所にキツネ像があり、そこを拠点に周囲を調べていく。入り口からまっすぐ北へ進んだ所は礼拝堂になっていて、小さい生き物達が礼拝をしている。礼拝堂の中央には四角い穴があり、これが地図に書かれた地下へと繋がる穴の様だ。西のアーチをくぐった先は小さな図書室で行き止まりになっていて、東のアーチをくぐった先には礼拝堂でも見かけた小さな生き物がこちらに近づいて来る。影がかかったような暗い色合いのため気がついていなかったが、TUNICと同じく小さなキツネの姿の動物。だけどこちらに近寄って来るので切り殺してしまい、ごめん……。という気持ちになる。その奥にすすむと今度は同様の小ギツネが3匹いて、こちらに気がつくとやはりゆっくり近寄って来る。動きがゆっくりなので一方的に倒す事ができるのだが、本当にやっちゃって良かったのか?という気持ちになる。次の大きな部屋には同じ小ギツネの他に、もっと色がはっきりした、よりTUNICに近い姿の小ギツネがいる。こいつは動きが素早く、強い!「魂」の姿の初期ステータスTUNICでは太刀打ちできずに敗退してしまう。そいつのいた部屋の階段を上がる以外に道がない事がわかったので、部屋の端を回り込んで強小ギツネを避けて通る。上層に上がって礼拝堂のバルコニーを回り込み、図書室の上まで来るとハシゴを下ろす事ができキツネ像からのショートカットができる。さらに上層の奥へ進むと強小ギツネが2匹道を塞いでいる。戦いたくないのですり抜けて奥に逃げ込むと、レーザーを出しているタイプのトラップが多数仕掛けられている。追われていなければ落ち着いてトラップの解除ができるはずだがそうは行かず、トラップのダメージと追いついて来た強小ギツネの攻撃でやられてしまった。キツネ像からショートカットのハシゴを登って再チャレンジ。今度は強小ギツネ2匹をひきつけてからショットガンで倒す。TUNICが初期パラメータに戻っている事もあって、ショットガンの強さが強烈だ。今度はゆっくりとレーザーの間をすりぬけてトラップを解除し、先に進む。

「大聖堂」上層、礼拝堂のさらに奥に位置する部分に入ると、「ジッグラト」で「リアクター」に加工されていた瘴気カラーのキツネが十字架にかけられている。正確には六角形を3つ組み合わせてそれらの辺が合わさった線分を延長して作られた「Y字架」だが、宗教的なシンボルである点は違いなさそうだ。「Y字架」の前で「おいのり」をするとそこにかけられているキツネがこちらを覗き込んでくるが、特に何も起こらない。敵に襲われるのではないかと警戒しながら周囲を調べるが誰もいない。そこから南につながる部分は礼拝堂の奥の壁の上で、ここにも「リアクター」がある。「リアクター」を起動すると礼拝堂に見えた四角い穴の所に白骨(キツネの骨……?)を満載した床がせり上がって来る。マップに示されていた様に、これで「大聖堂」の地下へと降りる事ができる様になったのだろう。

Y字架の間に戻ると瘴気カラーギツネが消えている。「リアクター」の起動と連動して、解放されてどこかに逃げたのだろうか。そのままキツネ像まで戻ってエレベーターに乗りにいく。白骨の山の中にエレベーターのコントローラーがあり、それを操作するとエレベーターが降下する。礼拝堂にはたくさんの小ギツネがいたが、気付かれる前に降りる事ができた。大聖堂の地下深部まで一気に降りる。ここも上下2層に分かれており、下層に降りる前にまたキツネ像がある。周辺にはさらに骨ギツネの店まであり、この下、最深部にボスがいるんだろうなと感じさせる。

ハシゴで下層に降りると途中でハシゴが途切れており、TUNICが飛び降りてもう上層へは戻れなくなる。飛び降りたのは六角形の広い空間で、奥には「庭園の騎士」の像がある。像に向かってAボタンを押すとステージ中央に「庭園の騎士」が現れて戦闘が始まる。一度戦った事がある相手だが、こちらはかつて戦った時よりもかなり弱い「魂」状態。そのかわり、以前は持っていなかった武器が増えているというアドバンテージはあるけど……と、フックショットで引き寄せて攻撃していたら、さらにもう一体「庭園の騎士」が出て来てしまった。敵が2体に増えた事で、一体をフックショットでよろけさせてももう一体の攻撃を受けてしまう状態になり、負けてしまった。

上のフロアのキツネ像からまたやり直し、今度は2体目の「庭園の騎士」が出現する前に1体目を倒せないかとショットガンも使って攻撃の手を早めてみるが、間に合わず2体の「騎士」に囲まれてやられてしまう。なんかコイツ(ら)、西の庭園に出てきた時より強くなってない?いや、こちらのパラメータが初期状態だからか……。HPが少ない点だけでなく、攻撃力、防御力、それからポーションの回復量が足りない点が非常に効いている気がする。でも「庭園の騎士」が2体出るという事は、1体が破壊されるまでは逃げ回って互いを攻撃させて、残った1体だけを相手にすればHPも減った状態になっていて楽に倒せるのではないか……?と考えて、2体の周りをぐるぐる回って逃げ回る。殆どの攻撃はぐるぐる移動し続ける事で躱せるが、扇形の範囲に放たれるショットガンだけは喰らってしまう。そして、いくら逃げ回ってもどちらの「騎士」も倒れない!ボス級の敵は相討ちダメージを受けない特例とかあるのか?結局かわしきれない敵のショットガンでこちらが倒れてしまったので、またやり直して改めて状況をよく確認する。

するとびっくり、中央の「庭園の騎士」像の両側にならぶ小型の像もそれぞれAボタンで反応する様になっている。試しに一番左の像を起動すると「飛んでくる壁の飾り」が無数に出てきて一斉射撃を喰らって死ぬ。一番中央に大きく「庭園の騎士」像があるから、両側に並んでいる小型の像は飾りなのだと思っていたのだが、それぞれ敵が出現する「像」だったようだ。これはつまり、今までに戦った敵と連戦をやらなければいけないという事だろう。「庭園の騎士」×2ですら倒せないのに……?ボス級の敵らしき像が「庭園の騎士」だけである点は救いかもだけど。

改めて他の像も起動していくと……「衛兵」像では次々と衛兵が出てくる。最初は盾なし衛兵なので簡単に倒せるが、徐々に盾持ち衛兵や「衛兵隊長」が出る様になるので、倒すのが遅れると囲まれる形になってかなりダメージを受けてしまう。最後まで倒しきれたがポーションの消費が激しい。「カエル」像は同じく大小のカエルが次々に出てくる。こいつらは衛兵よりもガードが下手なのでなんとか倒せる。「ポーション」像はポーションが全回復するアイテムと、HPが回復するハートが無数に落ちてくる。連戦の中で1回だけ補給できるタイミングを作れるという事か。次に地下墓地や沼地にいた「骨の敵」の像を起動すると、とにかく出てくる数が多く負ける。やりなおして「キツネ」の像、こちらは地面をダメージ床に変える魔法で攻撃してくるタイプのキツネだけが複数出てきて、これも勝てない。これで全部の「像」を確認したので、さっきは不意打ちをくらってやられてしまった「飛んでくる壁の飾り」像をもう一回起動して、フックショットで敵を引き寄せて応戦するが全く歯が立たない感じでやられてしまう。

ポーション」を除いた敵が出る6つの「像」のうち、「衛兵」「カエル」を除いた4つはリスタートした直後の万全な状態でも勝てないという事がわかった。この構成の敵相手に6連戦を勝ち残らないといけないようだ。いや、これは無理でしょ!なにかTUNICをパワーアップできる手段はないかな?と「大聖堂」の地図を確認する。地図中の各所に数字を振ってつけられた説明文、読めない文字に混じって数字だけは読める様になっているが、最深部(連戦フロア)の「13」の説明文には「??? 6 ???」と数字の「6」が含まれている。地図の中で「6」が振られた所は「7,8」と繋がる、この下層にいたるルートとは別の脇道になっていて、「大聖堂」の入り口付近に分岐がありそうな事はわかっていたがまだ発見できていない場所だ。「13」で戦う前に「6」から始まるルートを見つけておけという事か?と「大聖堂」入り口までエレベーターで戻る。分岐ルートがありそうな場所をくまなく探すが見つからない……と諦めかけた頃に、ハシゴを降ろしてショートカットを作るためのスペースで他には何もないと思っていた「図書室」で壁に向かってAボタンを押すと壁が凹み、隠し通路が現れることに気が付く。丸囲みに「A」の、ボタンに反応する事を示すシンボルが出ない場所でAボタンを押して隠し通路をオープン、これ実は初めてやった操作だけど、これまでにも同種の隠し通路を見逃していただろうか……。この隠し通路が地図の「6」の入り口で、その先へ進んだ「8」は「橋の幽霊」によって大きく開いた穴を渡れる様になっており、その突き当たりには模様が描かれた開かない扉がある。このタイプの扉は「天上の世界」にもあったが開け方が分からず、そのうちなんらかの方法で開けられるのだろうと放置している。結局この場所から先に進む事はできず、TUNICを強化することもできないまま「大聖堂」下層の連戦ステージに戻る。

連戦ステージで再び各「像」を起動してなんとか敵を倒せないか、倒せる敵はさらに消耗を抑えられないか検証する。このゲームは死んで再スタートするとオートセーブされるので、それまでに消費アイテムを使っているとアイテムが減った状態でセーブされてしまう。そのため消費アイテムを使いながらリトライを繰り返しているとアイテムが尽きて詰まってしまう可能性があり、おいそれと消費アイテムを使えない。しかし6連戦をMP回復アイテムである「水色の果物」を使わずに乗り切れる筈がないので、まずは1戦づつロードを繰り返して戦う練習をして、全ての敵をMP満タン状態からであれば確実に倒せる様になったら、次に1戦毎にMPを回復して6連戦を乗り切る事に挑戦する、と段階を踏む事を考えている。……という計画は悪くないと思うんだけど、そもそも「庭園の騎士」や「魔法使いキツネ」たちが倒せない……。「1戦づつなら確実に倒せる状態にする」の時点で頓挫しており、頓挫しており……。

2023-10-02 「リアクター」の秘密

実は TUNIC はもうとっくにプレイし終えているのだけど、この「観光記」はずっと書き終えていない状態になっている。ティアキンの記録を書きながら、徐々に詳細度が上がって記録を書くスピードがゲームを進めるスピードに遅れていくのを感じていたのだが、TUNICに関しては実験としてさらに「どこまで詳細に書けるか」を突き詰めるように書いてみたところ、書くのと推敲するのが無限に億劫になってしまった。そこに仕事が忙しくなったタイミングが重なって中断していたのを繋ぐ様にスーパーマリオワンダーをやりはじめてしまい、気がつくと1月以上、書きかけの観光記が放置されていた。が、続きを書く気はある。ちなみにここから2回分は下書きのまま放置されていた回です。スーマリワンダーはワンダーシードを全部集めた所で終了しました。


採石場」の敵が手強いのでこちらは後回しにして、「フックショットで新たに行ける様になった場所探し」の続きをやろうと「天上の世界」に戻ってきた。しかし前回見つけた物の他には、新たに行ける場所や取れる宝箱は無さそうだ。そこでとりあえず今持っているリソースを使ってTUNICを強化する。井戸に投げ込んだコインの数が3つになったらパネルを「セット」できる枠が増えた。説明書に投げたコインの数とパネルに関係がありそうな記載があったが、セット可能な枠が増えるという意味だったか。これまであまりパネルの効果を重視していなかったが、枠が増えているのに使わないのも勿体無いので、説明書の記述から持っているパネルの効果を予想してみる。

* オレンジのキケンリング … 「キケン」→瀕死状態で攻撃力アップ?
* シアンのキケンリング … 瀕死状態で防御力アップ?
* 逆さまの灰 … 説明書に「HP」「MP」との2単語のみ可読で、絵はポーションっぽい→ポーションでMPが回復できるとか?
* アンクレット … 羽がついてて「脚」関連→足が速くなる?
* チンキ剤 … 説明書の書き込みがヒント?→攻撃力アップ&防御力ダウン?
* ブレイサー … これも書き込みがヒント?→防御力アップ&スタミナ消費増加?
* ラッキーカップ … 説明書に「15%」とあり「ラッキー」で「ハート」の絵→被ダメージ時に確率でHP回復?
* 消音ベル … これは推測しやすい。敵に気づかれにくくなる?
* 大きな呼び声 … このシリーズ、セットしてても効果が分からない。説明書の「×4」とは?→死んだ時に残る魂が4つまでに増えるとか?
* 魔法の呼び声 … →これも魂に関する効果?
* オーラのジェム … セットすると盾に宝石が付いた見た目に→盾アタックの威力アップ?普段盾アタック使ってないので違いが分からない。

まだ推測しただけだけど、「アンクレット」で少しだけ足が速くなってる事は確認できた。ホントにちょっぴりだな。速くなってるよな……?これ……。「アンクレット」と「消音ベル」の組み合わせで、敵をすり抜けやすくなったりするだろうか。それからまだ入手していないけど説明書で下線が引かれてる「スカベンジャーのマスク」はきっと瘴気対策装備だよね。「採石場」で手に入るんだろうか。

ところでこの、説明書の「パネルの一覧」掲載ページ、ページの下の方に「水に60秒浸けると何か出てくる」仕掛けがあるのではないかと思われる記載がある。とはいえ説明書は画面の中にしかないので、TUNICを水に浸ければいいのだろうか。水中にザブンと入れる場所ってけっこう限られるけど「西の庭園」にはあった気がする。

というわけで再び「西の庭園」へ。海の上に小さい島が連なるマップなので、ここにもフックショットで行ける場所があるだろうと期待していたが、見つからなかった。一つ見える所に残してきた宝箱もいまだに取れない。やはり「ジャンプ」が必要なのか……!マップの中にある、TUNICが首まで水に浸かれる所で60秒待って説明書をめくるが、何も変化は無かった。水に浸けるという意味ではないのか、浸け方が違うのか、はたまた未入手のページに起きる変化なのか?

「西の庭園」には「西の鐘楼」側の出入り口、つまり最初に通過した際の出口側から逆行して入ったので、出る際も逆の順路で「地下墓地」を通って出る事にした。「地下墓地」を出口から入り口まで逆行したら、そこから繋がっている「井戸の底」の出口付近へ戻る。そこから南の出口を出た先は「西の鐘楼」の内部に繋がっていて、以前どうしても辿り着けないと思っていた西の鐘楼内部の「リアクター」にアクセスできる場所だった。ここは「井戸の底」クリア時に一度入った筈だけど完全に忘れていた。起動した「リアクター」からは「井戸の底」内部へ「伝達路」がつづいているので、その先で何が起きたか調べようと辿って行く。未発見の小部屋で宝箱を見つけるが、その先は道が塞がり途中までしか辿れない。井戸の入り口まで戻って周辺を調べるが、一番繋がっていそうな「禁じられた道」方面は元々「伝達路」が通電していて「リアクター」も起動済みだし、いま通電させた「伝達路」が繋がる先がどうも想像つかない。

もしかして「伝達路」はマップの北側、「雪山」に抜けているのかもしれない、とそちらを再訪するが、道を塞ぐ大きな扉も含め様子が変化した所はない。ここまで来たついでに山を越えて再び「採石場」に入る。以前、この「雪山」側から入った際は瘴気ダメージを受けるエリアが局所的なモノという理解が無かったので諦めたのだが、今回は瘴気ダメージエリアをダッシュで駆け抜けてみた。すると「消音ベル」のお陰か、以前追いかけてきた敵たちにも気付かれずに通り抜ける事ができた。地図によると反対の入り口、「禁じられた道」側から入ってキツネ像を通り過ぎてエリアの中央に入った辺りに合流できたらしい。

結局道が繋がっているのであれば、セーブポイントがない「雪山」側から無理に探索する必要はないよね、と「禁じられた道」側のキツネ像に戻る。「アンクレット」と「消音ベル」を装備した状態で駆け抜け、何度も死にながらマップの構造を把握。相変わらず敵はしつこく追いかけて来るのだが、相手はハシゴを登り降りできないようで、そこで「撒ける」チャンスがある。さらに離れた所から銃や爆弾投げで攻撃してくる敵は「カエルの舌」で引き寄せて攻撃すると片付けられる。という感じで少しこの辺りで行動する余裕が出てきて、宝箱の中身も回収していく。

採石場」の北には「修道院」があり、中に入ると一段と瘴気が漏れ出す箇所が多くて死にやすい。ここの入り口にもキツネ像があるのだが水に囲まれて入れず、水を抜くか、「ジャンプ」を習得しないと利用できない状態。もしかしてここに来るまでに「ジャンプ」を得られる場所が解放されてるのか……?という事が気になる。一方、「採石場」の南西に山を下ると瘴気が全体に満ちたエリアになっている。しばらく瘴気ダメージをくらいながらダッシュで調査してみたが、とても奥まで到達できない状況。

これは「修道院」で「スカベンジャーのマスク」が手に入って、それを装備して南西エリアを下る流れかな?と予想して修道院を探索する。修道院まではダッシュで駆け抜けて、修道院内部に入ったらスカベンジャーを一匹づつ「舌」で引き寄せて倒して進む。意外に修道院は小さく、簡単に「スカベンジャーのマスク」が手に入った。「セット」するとTUNICがマスクを被る。これは「パネル」だけど装備アイテムみたいな扱いなんだな。修道院の出口は「採石場」の西側に繋がっており、そこから南西に降りていくと瘴気ダメージを受けずに探索できる様になっていた。が、MPが減っているのであまり深入りせずに一度キツネ像に戻る。

採石場」で6つめのコインを見つけたのでさらにパネルのセット枠を増やす。これでスカベンジャーのマスクをつけたまま、アンクレットと消音ベルが装備できる。瘴気に阻まれて入れなかったエリアに射撃練習場みたいな場所があり、その奥で銃器を入手。スカベンジャーが使っているタイプの、ライフルみたいな武器かな?と思ったが広範囲に弾をぶち撒けるショットガンだった。威力も強く敵を殲滅できるが、MP消費が多くてここぞという時にしか使えなさそうだ。

さらに「採石場」を下って行き、ついに「底」まで降りる。ここまで来るとスカベンジャー達もおらず、奥行きのある風景のあちこちから鉱水がキラキラと流れてだしていて、このゲーム中でも屈指の美しい景色。ただし、おそらく瘴気と鉱毒で微生物が生きられないが故に水の透明度が高いという状態で、マスクを外して水を飲んだら死ぬやつだと思う。

採石場」の底部、最奥の入り口から鉱山の内部に入ると「ジッグラト内部」と表示された。説明書にある「埋没したジッグラト」だ。「ジッグラト」内は大きな空洞になっているらしく、TUNICが進む道は巨大な柱から柱へ張り巡らされた細い梁の様な通路で、その高さは空間の底の様子が伺えないほどだ。全体に暗い空間の中、金属質の柱を繋ぐ通路の縁が青白く光る照明で強調され、侵入者を奥へと導いている。先に進むと羽を広げた鳥をシンボル化したような像があり、これもキツネ像と同様に、セーブポイントの機能と回復機能を持っているようだ。そこから先はタレット君や飛んでくる壁の飾りなど、無機質な敵ばかりが出てくる。どちらも弾を撒き散らすタイプの強化版で、ダメージを受けながらフックショットで引き寄せて(相手がタレット君の場合は引き寄せられるのはこっちなんだけど)一体づつ片付けていく。

通路の先は一際大きな塔の頂に繋がっていて、そこには四角柱型のゴーレム、あるいはロボットがいた。これまでカエルの居住地の空になった金庫室の前や、図書館で動かない状態の姿を見てきた存在だ。やはりこいつもタレット君や「庭園の騎士」と同様、侵入者を排除するためのロボットだった様だ。盾でガードできない「地面にダメージ判定を広げる攻撃」を交えてくる所が厄介だが「庭園の騎士」ほどは強くない。と思っていたら、四角柱型の装甲をキャストオフしてビームサーベルを持った姿にフォームチェンジし攻撃が激しくなる。結局TUNICもたっぷりダメージを喰らいながら、ポーションで回復しまくって粘り勝つ。塔の周囲をぐるぐると回り下ると内部への入り口があり、さらにエレベーターで深部へと運ばれて行く。

ここの内部の工場の様な金属的な雰囲気は、「ワープゾーン」の隠れた位置にある出入り口からワープした小さな部屋と同じだ。「ワープゾーン」から来た時は部屋から出られなかったが、こちら側から何らかの仕掛けを動かす事で「ワープゾーン」で出入り可能になるのだろう。エレベーターを出て先に進むと床と天井に設置された機械装置の狭間で、瘴気がキツネの様な形を取っている。瘴気を生物化しているのか、キツネを瘴気化しているのか、とにかくマッドなサイエンス風の実験が行われている臭いがする。さらにその先のエレベーターを降りると、ベルトコンベアでキツネ型の瘴気が次々と運ばれてきては、ガッチャーンと「リアクター」の外装でパッケージされては運ばれていく。パッケージされる際に悲鳴をあげる瘴気キツネもいる。これまで目にしてきたあれらは全部、こうして作られていたという事で、既に「実験」ではなく「量産」が行われている状況だった。「リアクター」のエネルギーがキツネ族から抽出されているという事か……。鉱石由来じゃなかったのか?

その先のエリアでは辺り一面が液体を湛えたプールになっていて、その上の細い橋の様な通路を進んで行く。先に進むとプールの中からカマキリ状の敵が出てきて襲いかかってくる。スカベンジャー達との戦いには余裕が出てきた所だったが、このカマキリは強い……!タランチュラみたいにこっちの背後に飛び込んでくる上、攻撃を喰らうとマスクをしていても瘴気ダメージを受けてしまう。しかもある程度ダメージを与えると小さいカマキリに分裂するのでさらに囲まれやすい状況になる。カマキリ達はプール内部に潜んでいて、TUNICの前後を挟む形で複数一度に出現するので始末に負えない。アンクレット&消音ベルで駆け抜ける作戦では、見つけた宝箱を開ける余裕すらなく殺されてしまう。途中で4台のタレット君に囲まれている場所があるのでカマキリが出現したらタレットエリアまでダッシュで戻って、タレット君に攻撃させてからこちらも攻撃、という作戦を立てて試してみる。タレットの攻撃で一部のカマキリが分裂する所までダメージが入るが、結局囲まれてやられてしまう。現時点で最強の武器、ショットガンで撃つと一発で分裂させる所までダメージが入るのだが、おそらくどんなに大きいダメージを与えても分裂は防げない仕様になっていて、2回の分裂が発生するカマキリを倒すには最低3発撃つ必要があるため、使える回数が少ないショットガンとは相性が悪い。カマキリを倒す方法をいろいろ模索するがどれもうまく行かず、先に進めない状態になってしまった。

2023-09-19 カエルたちを惨殺してこの世界の核心へ……?

「荒廃した環礁」の続き。前回たどりつけなかった北西の「リアクター」を目指すが、途中でうっかり瘴気ダメージ溜まりに突っ込んでしまい、HP上限が減った所を「飛んでくる壁の飾り」に囲まれてしまってやりなおし。

改めて北西の「リアクター」がある丘に辿り着く。今度はカエルに巻き上げられないように慎重に行動しよう……と思う間もなくまたしても舌で巻き上げられる。思ったより舌の射程距離が広い。しかし実はカエル自体はさほど強くなく、今回は丘にいたカエル達を倒して「リアクター」にたどり着く事ができた。北西の「リアクター」は南西の「リアクター」からの「伝達路」は途切れていたものの、北東の「リアクター」の「伝達路」が生きていたため起動する事ができた。すると「伝達路」が壊れている箇所では、南西の「リアクター」からだけでなく今起動した北西の「リアクター」からも汚染物質が流れ込んでくる状態となるわけで、汚染が倍の速さで広がる状態になってしまった。罪悪感……。

4箇所の「リアクター」からエネルギーが供給され、環礁エリア中央のキツネ像が起動状態になったらしい。その前で「おいのり」すると装置が動き、中に入ると別のエリアへとワープする。TUNICの姿が生身のままなので、今度は精神世界ではなく実際にワープが行われたらしい。その先にお城みたいな建築が浮いてるのだが、そこまでの裂け目が越えられずどうしようもないので戻る。やはり「ジャンプ」か「フックショット」がどこかにある!

まだ訪れていなかった「カエルの居住地」へ。カエルは大小2種類いて、初めて見た時は「大」の大きさにビビったけど、北西の「リアクター」周辺では意外と簡単に倒せてしまったし、なんとかなるだろうと剣をふりふり探索していく。「居住地」でのんびり暮らしているはずのカエルたちが次々とキツネに切り殺されて、かわいそうな気がしてくる。カエル達の溜まり場のような部屋には、彼らが使う円月刀の様な武器が落ちてたいたが、拾えなかった。

地図で「緑の六角形」が描かれている場所に入ると「南の金庫室」とあるが中は空っぽ。そしてここにもゴーレムかガーディアンみたいな装置があり動かない。説明書の記載と付き合わせると、ここが「盗まれて空の頂にある」という「緑の六角形」が元々あった場所なのだろう。という事は「東の金庫室」で「攻城兵器」が守っているものは「森の神殿に隠されている」という「赤の六角形」。そして「世界の根元に封印されている」「青の六角形」があるのは「採石場」の奥だろうか。「空の頂」とはどこだろう。「雪山」のさらに上のエリアとか?

「カエルの居住地」全体を見て回り、最後に礼拝堂のような、カエルたちが集まる大部屋が残った。ここにはカエルがたくさんいるだけでなく、遠隔攻撃をしてくるキツネの魔法使いがいるので後回しにしていた。説明書に書かれている「魔法のオーブ」がここに祀られているらしいが、これがこのエリアの最終目標だろうか。試しに無策で突っ込んでみて、1回死ぬ。爆発する壺がある事が分かったので、2回目の挑戦ではまず安全な上層から壺を爆発させてそこいらの敵にダメージを与えて、その後は氷結ダガーを駆使して敵を殲滅する事に成功。

カエル達が祀っていた「魔法のオーブ」をゲット。ボタンにセットして使用するアイテムで、効果はカエルの舌みたいな「フックショット」だった!ついにフックショットが!!!!礼拝堂から移動しながら使い方を調査する。残りMPによる回数制限が表示されているがこれはカエル(大)が使う「敵を引き寄せる攻撃」のために必要なパワーで、「フックショット」として移動に使うだけならMPは消費せず、残り0になっても使える様だ。タレット君や「音叉」にもフックショットがひっかかるっぽい。これであの城にも入れそうだし、行ける場所がぐっと増えたな!

と喜びながら「カエルの居住地」のキツネ像がある部屋まで戻ってきて、そこで中途半端な高さにあったフックにフックショットで移動したら、その足場からどこにもいけなくなってしまった。どうしても他にひっかけられるフックがないし、飛び降りる事もできず、詰んでいる。「フックショット」取ってから一度も「キツネ像で回復」していないから、ここでリセットしたら礼拝堂の戦闘からやり直しだよどうしよう……と思いながら、オプションメニューで「タイトル画面に戻る」を選択。ゲームを再開すると、取ったアイテムは持っている状態でキツネ像に戻る事ができていた。助かった……。

「カエルの居住地」そして「荒廃した環礁」でそれぞれ、フックショットが使える場所を探す。以前見かけつつも、盾の防御が完璧でどうしても倒せなかった「特使」というキツネ面の敵キャラクターは、フックショットの「カエルの舌」効果で立ち位置から引っ張り出すとこちらに背中を見せて持ち場に戻ろうとするので、そこを凍らせて攻撃したら倒せる事が分かった。

その後、環礁中央の仕掛けからワープして浮遊城があるエリアへ。フックショットを音叉にひっかけて中に入る。城の様に見えていた建物は「図書館」だった。これまでに「図書館」とか「司書」という単語がチラチラしてたのはこれだったのか!小さいテーブル型のゴーレムがいて動きだしたり、武装したキツネの像があってビビるが戦闘にはならず、柔らかい光が差し込むのどかな場所。ここにも英雄の墓があり、「おいのり」で入った空間で今まで取れなかったアイテムがついに取れるかも?と思ったが、フックショットではアイテムを取れなかった。やはり「ジャンプ」もあるという事かー!?

「図書館」の上のフロアに行くと、ドーム型のガラスケースの中に説明書のページが浮いている。「保護してる感」がある置き方だが、TUNICはあっさりガラスドームを破壊して説明書を入手してしまう。説明書の終盤の方のページが手に入った。周囲の黒板にはタレット君やガーディアン・ゴーレムの設計図の様な物が描かれている。この世界のシステムを作った者達の研究施設だろうか。中にはゲームカートリッジの様な絵まである……。このフロアにも「リアクター」があり、起動するとキツネ像と「ワープゾーン」への出入り口が使える様になる。窓から「図書館」の外壁に出るとさらに上層へのハシゴがあり、屋上へ行ける。説明書に載っていた「司書」だ!やはり戦闘になってしまい、こいつもクソ強い!攻撃は「攻城兵器」ほどの激しさはないが、剣が届かない所に浮いている所が厄介。2回挑戦したが、ここも「ワープゾーン」からすぐに再戦可能だし、後回しすべきボス!と判断して「天上の世界」へ戻る。

今度は「天上の世界」でフックショットが使える場所探し。最初に、フックのある場所が記憶に残っていた「東の森」へ向かう。森の低地でフックショットで渡った先にあった宝箱は開けたが、地面に仕掛けられたフックの「上」に見えている宝箱は取れなかった。ここには「ジャンプ」を習得してからくる事になりそうだ。これとは別に。森の建物の上に「特使」がいる場所に登れる道に初めて気がつき、その奥の宝箱を開ける。「天上の世界」ではフックだけでなく、音叉やタレット君もフックショットの対象となるので取れる宝箱が増えている。マップの北西で道を塞いでいた「特使」をフックショット+氷結ダガーで倒して先に進むと、「禁じられた道」として封鎖されていた門の先へ進む事ができた。先へどんどん行くと「リアクター」があり、起動しながら進んでいくのだが、画面の奥の方、山の下が紫に光って「リアクター」の起動に反応している様子で、本当に起動して良かったんだろうか……と不安にさせられる。

道の先はまたしても「採石場」に繋がっていた。どうやら、雪山から降りてきた時とは反対側に辿り着いた様子。奥へ踏み込むとやはり瘴気ダメージを受けるのだが、地図の内容と合わせると、どうやら「リアクター」や「伝達路」からの漏れがある箇所の周辺だけが汚染エリアで、そこをダッシュで突っ切れば普通に探索が可能そうに見える。それなら行けるかな、と思うのだがここの敵、スカベンジャー達が強くてそれを許してくれない。遠距離から狙撃してくるやつ、距離を取って爆弾を投げてくるやつ、追いかけてきてデカい剣を振り回すやつ、の3種混合で隙が無い。何回も死んじゃってなかなか進まないので、敵を無視してダッシュで探索する方法も試みるが、アイテムの入手とか仕掛けの起動といった成果を上げる前に殺されてしまう。

2023-09-18 世界の各地でおいのりまくり

パラメータを上げるのに必要なお金を稼ごうと、「西の庭園」に2ヶ所あるキツネ像を何度も往復して敵を倒す。ちなみに1つだけ見えているのに開け方が分からない宝箱があって気になるが、どうしても取り方がわからない。十分なお金が貯まったので、これまでに見つけたパラメータ上昇アイテムを全部使い強化した上で「庭園の騎士」に再挑戦。今度は消費アイテムは使わず、ガードと回避を優先に敵の攻撃パターンをじっくり見る。ガードし続けているとスタミナが切れてガードできなくなり死ぬので、ガードしながらも避ける事が大事そうだ。次の挑戦でガードしながら動き回って回避+隙が見えたら剣で攻撃、の組み合わせで勝てた。「庭園の騎士」を倒すと爆発などの分かりやすい演出もなくBGMが消え、ファファーレ的な効果音も鳴らずただ周りがシンと静まり返って騎士の残骸が転がる。すごく余韻を感じる演出。

「庭園の騎士」の居場所を抜けて先に進むと「天上の世界」へ戻ってきて、そこから「西の鐘楼」で鐘を鳴らせる。相変わらず鐘を鳴らす時の演出は派手。ボスを倒した時の静かな演出との対比が大きいところもいい。ボス戦の後からここまででアイテムが増えたりはせず、西の鐘楼と風車との間にショートカットの橋がかかるだけ。そろそろ「ジャンプ」ができるようになるかと思ったのにな……。

久しぶりに風車小屋の骨キツネの店に入ると、アイテムが増えている。ダイナマイト、火炎瓶、紫の果物、ポーションの瓶、コイン、ツタ。ポーションの瓶はこれを消費アイテムだと勘違いしている時に買っていたのだが、買うたびに値上がりするやつみたいだ。これとコインは消費しないアイテムなので欲しい気がするが、1000ポイントも必要なので買えない。

西の鐘を鳴らすまでは説明書冒頭にガイドがあったのだが、それ以降は情報がないので改めて説明書を熟読する。ゲームの設定と思われる「遠く離れた島に、大いなる財宝が永遠に封印されている」という文章があるが、現在、島に封印されてるのはTUNICの「母ちゃん(仮)」だ。以前予想した様に、このゲーム(=「TUNIC」)が「説明書」で説明されているゲーム(=元ゲーム)の「続編」であるとすると、「元ゲーム」の主人公は「島の財宝を奪いに来た冒険者」で、その冒険でラスボスである「母ちゃん(仮)」が討伐され、封印された状態になったのかも?はたまた「母ちゃん(仮)」自身が「元ゲーム」の主人公だったのだが、財宝を求める冒険の末に封印されるバッドエンドを迎えてしまい、この続編でTUNICがそれを開放しに来たというストーリーだろうか。

そういえばゲームの最初、岩壁のスキマの奥で「母ちゃん(仮)」に会った時は、岩屋の中で東西二つの鐘(いまさら説明:これらの仕掛けは巨大な音叉の形をしているが、説明書内で「鐘楼」といった言葉で「鐘」として表現されているので、ここでも「鐘」と記載します。ちなみにゲームのフィールドにはあちこちにTUNICと同サイズの小型版「音叉」があり、こっちは「音叉」と記載して区別しようと思います)を起動して「母ちゃん(仮)」がいる空間に入ったのだった。「天上の世界」ではもっと大きいスケールで東西の「鐘」を鳴らしたので、改めてその東西の中央にあるっぽい、あの岩屋に行くべき時かも?

そう考えて岩屋の中に入ってびっくり、中のスペースが「神殿」風になっている。ゲームの冒頭に入った時は宇宙空間に光の道が浮いている様なデザインだったのだが、実態のある「建物」に変化している。これは「鐘」を鳴らした結果だろうか。神殿の奥に「母ちゃん封印中の立体図形」の様な物が小さいサイズで浮いており、なにやら赤青緑の「六角形」を集めて周囲の枠に嵌めると何かが起きそうな気配である。ここで新しい説明書のページを入手。Aボタンを3秒押し続けると「おいのり」ができる。これを「リアクター」に向けてやる事で何かが起きるらしい。Aボタンはさんざん押してきたけど、説明されるまで気がつかないもんだな……!

最寄りの「リアクター」は多分「西の鐘楼」の地下にあったやつ……、だと思って再訪しようとするが、全然「リアクター」に辿り着けない。ここはゲームの進行上、2回通り抜けてはいるが、その経路では「リアクター」に触れられないのだった。この空間に出入りするため「西の庭園」に再訪した際に気がついたのだが「英雄の墓」でおいのりすると、でかい英雄像がある空間にワープする。TUNICの姿が死んだ時に現れる「魂」状態になっていて、どうもこれは精神世界っぽい。しかし、目の前にパラメータ上昇アイテムが並んでいるのに、取れない。やっぱりあるな、このゲーム。「ジャンプ」または「フックショット」が……。

「西の庭園」の南にも「リアクター」があったが、そこも到達できない場所だった。一方、これまで何度も見かけた「黄色い床」でも、おいのりで精神世界にワープできる事が判明。でもこちらも床が途切れていて先に進めない。黄色い床はいくつかあったなと思って「天上の世界」のスタート地点あたりまで戻ると、こちらのワープ先では新たな説明書のページを入手。さらに「おいのり」できる「リアクター」を求めて「天上の世界」の南東を調査、さらに「東の森」でも「英雄の墓」や「黄色い床」でのワープを確認した後、その北、説明書で「東の金庫室」とされるエリアでようやくTUNICが触れる位置に「リアクター」を発見。ていうかここって、最初に「リアクター」と「伝達路」の存在に気がついた場所じゃないですか。遠回りしたな……。

「リアクター」に「おいのり」すると、「リアクター」が起動した感じに動き、地面の中へ沈んで「伝達路」が通電状態になる。これで、このエリアの「キツネ像」に火が灯って使える状態になった。さらに「伝達路」を辿った先で道を塞いでいた「リアクター」も起動すると、地面に埋まって先に進める様になり「東の金庫室」エリアを本格的に探検できる様になった。

まだ「おいのり」できる場所探しは完了していないけど、乗りかかった船でこのまま先に進んでしまおう。金庫室の地下に入ると「説明書」にも描かれていた通り、タランチュラが沢山出てくる。しかしこいつらは「東の森」でも戦った敵だし、パラメータを強化したTUNICの敵では無かった。地下通路を通り抜けると「金庫室」エリアの奥、はね橋が上がっていて入れなかったエリアへ入れた。金庫室の敵は全体にキツネ系で、火のついた燭台を振り回してTUNICを炎上させるので危ない。特にデカいやつはガードもあるのが厄介で、基本的に凍らせてから倒す方針でやる。さらに、地面に幾何学模様を発生させて遠隔攻撃してくる「魔法使いキツネ」がいて、こいつはこちらがまだ辿り着けない高い位置からこちらを攻撃してくる。あいつら絶対殺す!という強い意志で高い位置への移動経路を見出して逆襲する。

そんな感じで結構敵に苦労しながらも、全ての「リアクター」を起動して金庫室の奥の扉を開く事に成功。中にはまた「庭園の騎士」タイプのゴーレムというかガーディアンというか、鉱物製のロボットっぽいボスがいる。しかし今回のこいつ「攻城兵器」は「庭園の騎士」の何倍もデカく、強すぎて全然歯が立たない。まずHPゲージの長さがこちらを絶望させる長さ。もしかしてこれは倒せない前提の敵なのかも?と、倒さずに周囲を通り抜けて先に行けないかとか、「攻城兵器」に何かを壊させる事で先に進めるんじゃないか、という辺りも確認するが、そういうわけでもなさそうだった。何回かチャレンジしても状況が変わらないので、ここのボスは諦めて他を探索する事にする。

というのも、この「攻城兵器」の手前の「黄色い床」はこれまでに見つけた「黄色い床」のワープ先と異なり、複数の「ワープの出入り口」が集まる、ファストトラベル用の「ワープゾーン」的な空間に繋がっていた。これ、後から「攻城兵器」と再戦しやすいし、このボスはなかなか倒せないという前提でいいんだろうなと思うのだ。それで、この「ワープゾーン」の奥に行くとゲームの序盤で出会った「封印された母ちゃん(仮)」と再開でき、さらには周囲にTUNICと同じタイプのキツネの魂が力を失った状態で浮いている。これはなんだろう。ゲーム序盤に岩屋の中で「入った」と思った場所は実はこちらの精神世界の方で、あの岩屋の中は最初からずっと現在の「神殿」だったんだろうか。あの時と違い、現在見る「母ちゃん(仮)」は周囲に小ギツネの魂が沢山転がっており、なんだか不穏な感じがする。実はこいつが悪玉で、TUNICを上手く使って自分の封印を解かせようとしてる、みたいな気配を感じる。特にTUNICが「おいのり」をすると手を叩いたり「ウンウン」って頷いて褒めてくれる所が怪しく、不穏だ。

再び「天上の世界」で「おいのり」できる場所を探したり、まだ行ってない場所を探す。その途中、偶然「タレット君」を剣で殴って壊せる事に気が付いてしまう。うわあ、これを知ってたらここまで、もっと楽できたのにな……と思う。そこで、今までタレット君達に阻まれて取れなかった宝箱をいくつか開ける。岩屋の神殿の上の山では、MPを消費して遠隔攻撃できる杖を発見する。こちらは氷結ダガーと違って無属性の魔法攻撃っぽい。そして、これはどうも「東の森」クリア後すぐにでも辿り着ける場所だったのに私が気がついていなかっただけみたい。さらに山の上に登るとそこは雪山エリア、TUNICがキツネなお陰か「寒さダメージ」みたいな物は無いのが助かる。雪山の上の方でずっと読みたかった「パネル」について書いてある説明書のページを見つけるが、既に知っている情報(パネルの「セット」の仕方)の他は数枚のパネルの解説があるだけで、その解説も例によって読めない文字なので、特に「パネル」の用途がわかるものでは無いのだった……。その先の登山道は石の扉に阻まれて進めないのだが、山の向こう側へ下って反対側へ降りる事ができ、「採石場」というエリアに辿り着いた。螺旋階段をグルグル降りて、さらに降りようとすると画面全体が紫になってヤバい雰囲気になる。これ、HPの上限が減ってる……?瘴気ダメージ?と考えている内に、向こうから走ってきた敵に囲まれて殴り殺されてしまった。

一応もういっかい「採石場」へアプローチしてみるが、瘴気ダメージを受けるエリア以外に進める道がなく、さらに瘴気ダメージエリアで襲いかかってくる敵が妙に強い。という事で、ここは瘴気ダメージ回避のアイテムを入手してから来た方がいいのかもしれない、と別の場所を先に探検する事にして、南の「荒廃した環礁」エリアへ。

「荒廃した環礁」エリアは「ワープゾーン」から入れる様になったエリアだったのだが、入り口辺りを探索するうちに、実は「天上の世界」からも普通に入れるエリアであった事が判明。死角にハシゴが隠してあり、その一部がチラっと見えていたのを見落としていた。説明書の地図によるとこのエリアにはマップの四隅四箇所に「リアクター」があり、4つ起動するとマップの中央で何かが起きそう。「リアクター」には番号が振ってあるのだが、番号を無視して思いつくままに進んで南東、北東、南西の順番で「リアクター」を起動した。北東の「リアクター」の近くでは「カエルの居住地」の入り口を見つけたが、こちらは後回しにした。最後に北西の「リアクター」を目指す途中で「伝達路」が途切れており、そこから「伝達路の中身」である紫の液体が盛大に漏れているのだが、そこに近づいたら例の画面が紫になるエフェクトが出て、最大HPがじりじりと減っていく瘴気ダメージ状態になった。そこから離れるとダメージは収まるが、自然回復はしない。「採石場」の瘴気ダメージはこれが原因だったのか……。「リアクター」が生み出すエネルギーが漏れ出した箇所は瘴気ダメージを受ける汚染エリアになる、「リアクター」のエネルギーの源が採れる「採石場」も汚染エリアである、という設定だろうか。原子力発電のメタファだったりするのかな……?「伝達路」から漏れ出た成分は直に海に流れ込んでいて、最悪の状態になってしまっている。

汚染エリアの脇をすり抜けて北西の「リアクター」へ近づくとカエル達がいる。「カエルの居住地」の入り口あたりでもチラッと姿を見たのだが、まともにぶつかるのは初めて。まずは前方に見える小型のカエルを倒そう……と思って近づくと、高台の上にいた大型カエルに舌でひょいっと持ち上げられてしまった。持ち上げられた所で2体の大型カエルにはさまれてあっけなく死亡。今日はここまで!

2023-09-16 説明書を読むとゲームの味わいが変わる

いや、ティアキンやりすぎて仕事が遅れたりしてた所があったので、ティアキン終えて以降はあんまりゲームする気がなかったんですよ。なので、ちょっとTUNIC始めてはみちゃったけど、それから1週間以上放置してた。敵が強くて進めないっていう状況でちょっと億劫になってたのもある。でも、F-ZERO 99 が出たからやるじゃないですか。で、ひと通りやって、そういえばTUNICを放置してたな、ちょっとやってみようかなと思って再開する。

やっぱり衛兵とタレット君を同時に相手しないといけない所で死ぬ。今回も3回くらい挑戦してダメだったので、敵を避けて逃げながら先に進む方針で進めてみる。どう考えても盾衛兵に挟まれちゃう場所なので避けてたやり方だけど、ダメで元々なので。意外と巧い感じにすり抜けられて、でも跳ね橋を降ろさないといけない所で衛兵に追いつかれて斬られてしまう。斬り殺されちゃっても跳ね橋さえ降ろしておけば次のトライでスルっと通れるからな、という目論見があったのだが、仕掛けの操作アクション中に攻撃されるとアクションがキャンセルされてしまうらしく橋を降ろすことができない。ところがもう一発くらったら死ぬなくらいのタイミングで、画面外からTUNIC目掛けて放たれたタレット君の砲撃が衛兵に当たって衛兵が死に、TUNICだけが生き残った。タレット君からの追撃も発生しない距離だったので、跳ね橋の先へ進んで、井戸に降りるハシゴ周辺をじっくり確認できる。説明書のページを回収して、その先にもう一つあった跳ね橋を降ろし、キツネ像から風車小屋の前を通って、井戸まで安全に辿り着ける近道を作る事ができた。

ここで見つけた説明書のページにすごく重要な事が書いてあった。キツネ像の所でアイテム画面を出すと、これまで使い道が全く分からなかった、アイテム画面右下の一連のアイテムを「捧げ物」にして、TUNICのパラメータを強化できる。「キツネ像で体力回復」も「アイテム画面」もゲーム初期から利用していたけど、組み合わせでこんな機能が隠されていたとは……。パラメータ強化アイテムがすでにいくつか溜まっていた事もあり、これでかなり死ににくくなりそうな気がする。骨キツネの店で爆弾とポーションをちょこっと買ってたんだけど、お金を全てアイテムに注ぎ込まずに残しておいて良かった……。

キツネ像から安全に辿り着ける様になった井戸の底へ入る。緑色の回転アタックしてくる敵がいて、回転アタックは盾で簡単に防げるものの、斬った後に爆発して大ダメージを受ける。そこで「ポーション」で回復した際に、画面右上のポーションの残り数の表示に「空き瓶」がある事に気が付いた。この時点で、もしかしてコレって消費アイテムではなく、回復魔法みたいに使用回数が回復するのかも?という考えがチラつくが、井戸の底を探索中なので気軽に確認できない。しばらく井戸の底を慎重に進んで、水中に隠れている的になぶり殺された所で確認すると、やっぱり「ポーション」の使用回数が「回復」している!

ポーション」の使用回数は死んだ時だけでなく、キツネ像の所で回復をする事でも「回復」するみたいだ。どおりで通常の消費アイテムとは別に「ポーション」だけ別枠(Rボタンで使用で、専用の残数表示欄がある)になっているわけだ……。これまではものすごくケチケチ使っていた「ポーション」だったが、一回の冒険(キツネ像から出発して、死ぬかキツネ像に戻ってくるか別のキツネ像に辿り着くまで)の間に使い切るつもりでゲームを進められる事になり、実質HPがめちゃんこ増えて行動できる距離・行える戦闘回数がぐっと増えた形になる。この点、先ほどのパラメータ強化と合わせて、知識が増える事でゲームの質感が変わる体験が生じる所がすごく面白い。このTUNICの「観光記」を書こうと思ったのも、実はこの辺りから。(なので初回の「記」はゲーム中に取ったメモを見て思い出しながら書いた)

パラメータ強化に加えて「ポーション」の使い方を憶えた事でさらに戦闘が安定し、無事に井戸を通り抜けて「ランタン」を入手。井戸に戻ってランタンが無い時には見えなかった横道に入ると再び「衛兵隊長」達がいて、そいつらを倒してハシゴを上ると、次の目的地である「地下墓地」に直通していた。墓地は敵に加えて多くの罠が配置されており、より慎重な動きが要求される。そもそもこのゲーム、敵を倒す時にも動体視力や反射神経的よりも「慎重さ」がより多く求められる設定になっている気がする。初見の罠と敵の組み合わせを「慎重さ」で乗り切る事に成功すると気持ちいい。地下墓地の最後、レバーを上げると扉が開き暗い墓地の中に光が差し込むのだが、扉ではなく反対側の壁に差す光が広がるのが先に見える演出が憎かった。その扉を通って次の目的地「西の庭園」へ、なんだか急にスムーズにゲームが進んでいる。これもパラメータ強化とポーションのおかげ。

「西の庭園」に入ってしばらくは敵が出ないのんびりしたマップ。「英雄の墓」がここにもあったりする。英雄は複数いるのか?早々にキツネ像が見つかったのでそこを拠点として、ここに来るまでに入手したアイテムを確認する。初めて入手したアイテムとして金色の「コイン」があり、これも「貯金箱」みたいに所持金を増やすアイテムかな?と思っていたのだが、使ってもコインをピョンと弾くだけで何も起こらない。キツネ像のそばに井戸もあったので、コインといえば「願いの井戸」かな?と思って、井戸の近くでコインを使ったら本当にコインを投げ入れてしまった。もったいなかったかな……と心配になるが、井戸を調べると「(読めない文字)1」と表示されて、投げ入れたコインの数がカウントしてもらえる仕様になっているみたい。説明書にコインに関する記述が無いか探すと、どうやら「正方形のパネル」に関係がある様なイラストが書いてある。「パネル」はこれまでにも複数見つけてきたが、説明書にはまだろくな説明がなく、またアイテム欄にも並ばないのでスルーしてしまっていた。入手済みの「パネル」一覧とかないのかな?とアイテム画面をよく探してみると、今まで使っていなかった欄でAボタンを押すと持っている「パネル」の一覧が表示されて、中からどれか一つを選んで「セット」できる様なUIになっている。「パネル」には「剣と指輪」(攻撃力に関係?)「盾と指輪」(防御力に関係?)「革で編んだ服みたいな絵」(防御力?それとも「ブーツ」で走る速さ?)などが描かれているのだが、「セット」するパネルを変更してもどうも違いがわからない。「キツネの頭上に天使の輪っか」のパネルもあり、これなどはもしかしたら「死んだ時に一回だけ復活チャンス」とかかも知れない。他のパネルも特定条件で効果が出るものかも知れないので、とりあえず「キツネの頭上に天使の輪っか」パネルを「セット」しておく。これなら効果が出たら確実に気がつきそうだから。(でも、この後もぜんぜんパネルの効果っぽいものは見られないのであった……)

で、「西の庭園」を本格的に探検する。基本的に出てくる敵は「ワニ」と「衛兵」で、どちらも囲まれない様に立ち回ればなんとかなる。奥へ進んだ所で、「壁の飾り」が飛んできて魔法みたいのをガンガン打ってくる。こちらは遠隔攻撃ができないし、複数出てきて囲まれるのでアッサリ死んでしまった。再開してからは慎重に進んで「壁の飾り」が出たら即後退して囲まれない様にする。攻撃を盾で受けていると近づいてくるのでなんとか切り伏せる事ができる。その後、マップに載ってた「魔法のダガー」を入手。「使用回数」が書いてあって、剣と同じカテゴリに表示されているのに、これも消費アイテムなの……?と思ったら「MP」を消費して敵を凍らせる攻撃を出せるという武器だった。このアイテムを手にした事でいきなり「MP」の概念がゲームに導入された。「西の庭園」を一通り一周して、ボス「庭園の騎士」と戦闘。手持ちのダイナマイト、氷結ダガーポーションを使い切っても倒せなかった。「衛兵隊長」の時の様にスルーして奥にすすめるわけでもなさそう。というわけで「西の庭園」で見つけたアイテムでパラメータを上げて再挑戦したいが、お金が尽きてしまいパラメータが上げられない状態になってしまった。

2023-09-03 何もわからない冒険

かわいいキツネが主人公のゲーム、TUNICをやりはじめた。元々、なんかで面白そうだなと思って「ほしいものリスト」に入れていた所、ティアキンプレイ期間中に安くなっていたので購入して、そのまま放置していたゲーム。画面写真と、ゼルダっぽいテイストらしい?点、それからゲームの説明書をゲーム内で集めるという要素があるらしい?くらいの前知識でゲームをはじめる。

説明書がゲームの中にしかない、という事でゲーム開始時点ではプレイヤーは何も知らない状態。ゲームはキツネの子が浜辺に流れ着いている所から始まるが、この子の名前も、ここがどこかも分からない状態。どこだか分からない島の観光記。ところで、ゼルダっぽいテイストをやっているとするとこの始まり方は夢を見る島ですよね。ゲームの規模的にもそのくらいの感じなんだろうか。キチュネの子の名前は仮にチュニックちゃんだと思ってやっていこう。

スタート地点の近くにある洞窟の中で木の枝を見つける。木の枝なのに宝箱から出てきた。これが最初の武器のようで、アイテムをボタンに割り当てるところも昔のゼルダっぽい。最初は進める場所が少なくて、島の奥の岩の裂け目みたいな所から謎の空間に入る。左右の音叉みたいな装置を起動して奥に進むと、大きいキツネが結界っぽい所に閉じ込められている。言葉による説明が無いので空想で補うのだが、この大きいキツネがTUNICの母ちゃんで、封印されてしまった母ちゃんを助けよう!というストーリーなんだろうか。なんか、ベタベタした設定でヤだな。

元の地上に戻って、キツネ像の所で燃えている火で「暇を潰す」と体力が回復できるっぽい事が分かる。そう、ここまでにちょっと敵と戦闘して体力が減っている。ボタンを連打して木の枝で敵を殴っただけなんだけど、戦い方の説明が一切無いまま戦闘が始まるのは緊張感があって良かった。そして「説明書」のページを入手。説明書は全体的に架空の文字で書かれていて、なぜか一部分だけ日本語という状態で、ページを手に入れてすぐに全貌が分かる感じでは無かった。これは最初のページではなく、おそらく序盤の進め方のヒントが書かれたページっぽい。説明書の表示画面を操作していると、今見ている説明書の(紙の)ページの向こう側に現在のゲーム画面が「ブラウン管に映ったゲーム画面」として表示されていて、ゲーム内ゲームというか、メタ・ゲームっぽい演出になっている。ゲーム内にブラウン管に映ったゲーム画面がある状態って Pony Island を思い出させられて、なんかどんどんゲーム世界が壊れていくんじゃないかと思ってしまって心臓に悪い。

マップを少し戻って洞窟に入ったりしていると、「東の鐘楼」を通り抜けた所で壊れたハシゴから落下してしまい、説明書にも書かれた「東の森」から出られなくなる。ここにもキツネ像があり、回復はできるので森を探索していると、少し進んだ所で剣を持った敵に殺されてしまった。死ぬと封印母ちゃんのシーンに戻って、それからキツネ像に戻って再出発らしい。これ死ぬたびに母ちゃんシーンに戻るのイヤだな……と思ったけどそれ以降は死ぬと即キツネ像に戻る様になった。このゲームは結構敵が強く、何回も死ぬ。序盤からトゲトゲを飛ばして遠距離攻撃してくる敵がいるし、一番弱いスライムもトゲトゲ飛ばしも、何回もひっぱたかないと倒れてくれない。何よりもキツいのは、敵をスルーして通り抜けても敵が延々とTUNICを追いかけてくる点で、その先に敵がいると囲まれる形になってしまい絶対死ぬ。しかも死んでやり直した時だけでなく、キツネ像で体力を回復するだけで敵が全部復活してしまうので、敵を減らして体力が減ったら戻って回復して……を繰り返す作戦も使えない。敵ははじっこから1匹づつ、囲まれない様にかつダメージを受けない様に注意深く倒していくほかない、という難易度のゲームだ。

森の奥には「英雄の墓」があるのだが、入り口が閉まっており、そして周囲は剣を持った敵たち(説明書に「衛兵隊長」という単語が出てくるので、こいつらはヒラの「衛兵」と推測)が警備している。敵は1匹づつ確実に倒していく……のが良いとは思っているのだが、こいつらはなかなか倒れてくれず、倒すまでにこちらも大幅にHPを減らされてしまうので、いちかばちか逃げまくりながらレバーを上げて門を開け「英雄の墓」へ駆け込むとそこで「剣」を入手。2つめの武器。衛兵に追われる状態で剣を手にしたので、早速装備して反撃すると4発で倒せる。これでスライムの大きいやつや、トゲトゲも2発切るだけで倒せる様になり、だいぶ助かる。

説明書が無いので、これまでに入手した消費アイテムはすべて使ってみて用途を推測する。「キツネの頭」は割ると中からお金が出てくる貯金箱的アイテム。てゆうか敵を倒した時に出てくる黄色いのはお金でいいんだよね……?紫の株みたいなやつは回復アイテム。火のついた壺は火炎瓶?なんかこっちもダメージをくらってしまった気がする。英雄の墓へ向かう手前の建物内でハシゴを降り、森の低地に降りた先では、宝箱から赤白のダイナマイト状の物体を発見する。宝箱を開けた後、周囲から黒い大型のクモが現れて囲まれてしまう。これはこのダイナマイトで切り抜けろという事か?とアイテム画面を開いたのだが、このゲーム、実はアイテム画面オープン中も時間が停止しない様で、クモに次々と攻撃されて無事に死亡してしまった。

さっき死んでしまった側を避けて、森の建物の手前のハシゴを登って高い所へ進んで行くと「衛兵詰め所」という洞窟の2階を通り抜けて、説明書に載ってた「衛兵隊長」だと思われる大型の衛兵がいる部屋へ辿り着いてしまった。このエリアのボスだ!と思うが、強そうなので逃げ回ってレバーを操作したらボスを倒さずとも奥の部屋に入る事ができ、そのまま進んでいったら「東の鐘楼」の鐘を鳴らす事ができてしまった。鐘を鳴らす時の演出がすごくうるさくて良い。これで説明書にあった、東の森のイベントは全部終わった状態?鐘楼の上から下に降りる近道が作れるので、「東の森」から元のエリアへ戻る事ができる様になった。

帰ってきた初期エリアでは、これまで道をふさいでいた豆腐みたいな四角い物体(切った時の質感はマシュマロっぽい)を剣で切れる様になったため、行動範囲がぐっとひろがっている。新たに見つけた説明書のページにこのゲームのマップがあり、そのページのタイトルに「天上の世界」とある。これはこのエリアの名前か、それともゲームの舞台全体の名前だろうか。説明書のマップはTUNICがいる場所に小さく顔のマークが描かれていて、自分の居場所もわかる、いわゆるゲームの「マップ」の役割を果たしている。

説明書によると、次の目的地は「天上の世界」の西側を回って「西の鐘楼」に辿り着く事らしい。マップを見ながら、西側のエリアを少しだけ覗く。風車小屋の中は真っ暗闇で、巨大な骨のキツネみたいな物が出てくる。一瞬ヤバい!と思うが、骨キツネの前にアイテムが並んでおり、黄色い物体を支払ってアイテムを買えるらしい。やっぱり敵を倒すと出てくる黄色いのはお金で良かったんだ。

西側を本格的に探検する前に、東側でやり残した事をやっておきたい。マップの東側のまだ訪れていない場所を回る。「東の鐘楼」から少しだけ入れるエリアに、最初のキツネ像のあたりからも入れる事が判明。なにやらエネルギーを生み出す装置とそれを伝える経路?みたいな物が置かれている。仮に「リアクター」と「伝達路」と呼ぶ事にする。伝達路に沿って奥に進むが、跳ね橋が上がっていたり、リアクターに阻まれて先に進めない。このゲーム、後でちょっとした段差や溝を飛び越えられる「ジャンプ」ができるアイテムが手に入りそうな気がするな。ゼルダで言う所の「ロック鳥の羽根」ね。このエリアは羽根入手後に来る場所なのかも。

再び「東の森」に入り、まず低地に降りて前に囲まれて殺されたタランチュラ(黒い大グモ)を倒す。タランチュラは囲まれない様に慎重に端っこからやっていけば剣だけで倒せるみたいだった。タランチュラのいた付近を探すが、特に何も見つからず。ただしどうしても取れない位置に宝箱が2つある。これは地面に仕掛けられたフック状の仕掛け等を起動できる様になると取りにいけるんだと思う。まんまフックショットみたいのがあるのかも知れない。

さらに森の高地へ向かい、今度は衛兵隊長と戦う。こちらはダイナマイトを投げてみたらかなり大きなダメージが入ったみたいで、簡単に倒す事ができた。これで森でやれる事は無くなったと思うので、「天上の世界」マップへ戻り再び西側へ。

西側では敵が強くなり、トゲトゲが撃ってくるトゲが弾幕みたいになったり、衛兵が盾を持っていてこっちの攻撃をはじいたりしてくる。盾衛兵が倒しにくいので逃げ回りながら先へ先へと進んでみたら、いかにも強そうなキツネ面の背が高い敵とカギを発見する。カギは敵を倒さなくても拾える状態で、それを拾ったあたりで追ってきた衛兵たちに殺される。

カギを持ったまま復活できたので、それを使って「古い家」に入る。ここでついに盾を入手。TUNICが衛兵の攻撃を弾ける様になり、ゼルダ的な剣戟ができるようになった。家の奥は洞窟に繋がっていて、ここにも「伝達路」がある。ここを抜けると、マップの北東方面へ進む道に出られた。ところがこの道、滝の裏の隠し通路を通ると一番最初のキツネ像の所からショートカットしてすぐに来れる場所でもあるのだった。キツネ像から北東方面へショートカットできる事には気付かせず、「古い家」を通り抜けて北東エリアまで進んだプレイヤーにはショートカットで戻れる事に気づかせる様になっていて、隠し通路の隠し方が上手いなと思う。

ところで、微妙に説明書のマップとゲーム内の地形に違いがある。ゲームがクォータービューなのにマップはそうではない、というだけでなく、マップで通れそうな場所が通れなくなっていたり、その逆も存在する。もしかしてこれ、実は説明書のゲームとこの「TUNIC」は別のゲームである、という仕掛けだったりする可能性あるかな。説明書のゲームは「1」で、これはその「続編」だったりとか……?

「天上の世界」の北東方面を探検。滝の裏に隠された洞窟は水が溜まっているだけで何もなさそうに見えるが、何か仕掛けがあるんだろうか。マップの南東にも同じ様に何もできない洞窟があったが……。説明書には「古い家→井戸→地下墓地→西の庭園→?」という順番が示されているが、井戸に辿り着く前に「地下墓地」に入れてしまう。ところがここは真っ暗闇で、奥に入ったら帰り方がわからなくなり敵に殺されてしまった。井戸に入ると辺りを照らすアイテムが入手できるパターンかな?と思ったら、説明書にも「カンテラ」みたいなイラストが描いてあった。というわけで当面井戸を目指したい。そしてマップには「井戸」と書いてある場所がある。のだが、この辺りにいるタレット君(仮称)こと固定自動砲台が激強(げきつよ)で、単独で出てきた場合は盾で身を守りながら通り抜けてやり過ごせるものの、衛兵なんかと組み合わせで襲われるとすぐに殺されてしまう。何回も死んでおり、地図の「井戸」と書かれた場所へ辿り着けない。

井戸を一旦放置して、他に進める場所がないか探す。風車小屋の後ろに回り込むと、これまでアーチの中に見えていた「伝達路」の上を進む事ができる。ここは「古い家」の奥にあった「伝達路」(そこからは道が崩れていてそれ以上辿れなかった)のその先という事だろう。先に進むと「西の鐘楼」の地下に入り、中には「リアクター」がある。「ブーン」とすごい音がしており、なんかヤバい所に来た感じがするが、ここは通り抜けられるだけで中央の「リアクター」や、見えている宝箱に近づく事はできないみたいだ。通り抜けて南へ向かうとこちらにもタレット君が配置されている。とはいえ単独で出てくるので、盾でガードしながら道を南に進む事ができる。進んだ先で「天上の世界」の南の先のマップへ入る事ができた。が、こちらに気づくと逃げていく青い鳥がいるだけで、隠し通路の先に宝箱をひとつ見つけた他は、全く先に進めず戻る事になる。

結局「井戸」を目指す他ない、という状況になる。タレット君と衛兵の組み合わせをなんとかしないと……。

2023-08-13 おみやげ

「賢者の遺志」を全部集めたので、遂にミネルも強化する事ができた。ところで「絆」って言葉、嫌いなんだよね。絆を強めずに攻撃力だけ強化して欲しい。賢者への思い入れ・気持ちを強めるのはゲームの外でプレイヤーがやる仕事なので、ゲーム内のデータとして「絆を強める」必要は全く無いと思うんですよ。

ところで、プルアに「古の勇者の魂」装備を見せると反応してくれた。これはゾナウ文明の格好なので「始まりの空島」の伝承ゴーレムやミネルにも、この格好で話しかけたら何か教えてくれるかもと、同装備のまま話しかけにいくが、どちらも話の内容は変わらなかった。とかやってたんだけど、さすがにハイラルでやれる事が少なくなってきた気がするので、各情報ウインドウを精査してゲーム内でやっちゃった要素と残ってる要素を検討する。

[やった]
メインシナリオを最後まで進める
祠を全て発見し、中身をクリアする
根を全て起動する
エピソードチャレンジを全て最後まで進める
井戸を全部見つける
洞窟を全てみつけ「マヨイの落とし物」を全て集める
賢者の遺志を全て集める

[やってない]
ミニチャレンジを全部やる(現在118/139)
マップを100%にする(現在72.03%)
ハイラル図鑑」を埋める
宝箱を全て開ける
ボスモンスターを全て討伐する
バッテリーの容量を限界まで上げる
「布」を全て揃える
「コログの実」を全て集める
「設計図」(石板、イーガ団)を全て集める
「古びた地図」を全て集める(集まってるけどそれを知る手段がないだけかも)

ここまでやっててマップが「72.03%」というのが結構衝撃なんですけど……、これって多分自動で記入される地図シンボルは全部必要、必然的にコログの実なんかも全部集めないと100%にはならないって事だよね、きっと。「コログの実」が全部でいくつあるのかわからないけど、前作でちょっとぎょっとする数があった(自分で集めたわけではなく、ネットで読んだ)記憶があるので、今作もすごく多いんだろうなあ……。ちょっとこの辺を全部やる気にはなれないなあ……。ボスモンスターの残り討伐数は監視砦にいる人が教えてくれるんだけど、これもすごい数を言われた。

ミニチャレンジの残りが21個あるのは結構気になる。実は最近も、洞窟を探しながらカカリコ村イチカラ村、ハテノ村など、ゲームの初期に訪れた村を再訪して、見逃していたミニチャレンジが無かったか確認していた。結局それで見つかったのは、ハテノ村の染色屋に青チュチュの写真を見せてあげる、というものくらいだったけど、やはり人の集まるところにミニチャレンジが残ってる可能性が高いと思う。4地域の集落はそれぞれ神殿クリア後にしつこく全住人をチェックした筈なので、あとは馬宿か。各馬宿に訪れたのも最初の神殿クリア前なので、取り逃がしがありそうなんだよね。と最初に、特に再訪する機会が無かったゲルドキャニオンの閉店馬宿に行くと、これまで何も反応しなかった「空の掲示板みたいな枠」が調べられる様になっており、そこに飾る絵の写真を撮ってくるミニチャレンジが始まる。この「枠」って他の馬宿にもあったよね?と確認すると、各馬宿に1つづつありそうな気配。以前はそもそも「調べる」というコマンドが出ない背景(見逃していただけかもしれないけど)で「サトリの桜の場所の地図」とか「レシピ」みたいな情報がゲームの進行に応じて貼られる場所なんだろうと思ってたんだけど、そうじゃなかったみたいだ……。ちなみに「サトリの桜の場所の地図」をAボタンで調べるとその説明が聞ける、というのも初めて気がついた。

じゃあ一気にミニチャレンジを受注できるじゃん、と、ゲームの初期、ペーンと馬宿を回っていた時に作ったリストを見ながら馬宿を全て回る。これで受注済みミニチャレンジが一気に133個になった。じゃあ端から片付けていくぞ……と指示された場所へ行って写真を撮って、馬宿に戻って写真を見せて、というのを繰り返す。ロベリーが写真を印刷するシステムを作ってないから、馬宿の窓口の人がプルアパッドの写真を絵に描き写すという手間が生じてるじゃん。馬宿のスタッフが全員「絵に自信がある」事になっているのがおかしい。

しかし、なんというか、これ15枚やるの、かなり作業だった。いやそれを言ったら「根を全部起動」「マヨイの落とし物全部集める」とかも作業、かなり作業、めちゃくちゃ作業だった筈なんだけど、何か違うんだよな。この土地から「まだ見つけてないものを見つける」のは楽しいんだけど、写真のミニチャレンジは既に知ってる場所で知ってるものを撮る、の繰り返しだからだろうか。ゲームにおいて「作業」っていうのは、ゲームが面白くないという形容として使われるんだけど、作業にも楽しい作業とそうじゃない作業があって、楽しい作業はいくらあっても良い。むしろそこのボリュームがマシマシになっている事で、ゲームが「本編」(メインシナリオをやってエンディングを目指す事を、とりあえずそう呼びます)以上の楽しさや豊かさをもたらしてくれる。というのが「ティアーズ オブ ザ キングダム」について重要な点だと思うんだけど、「作業」の楽しさって「ゲームの本編」以上にプレイヤーとの合う合わないが顕著になってしまう所があるのかも知れない。これまでにやった中でも「祠を見つける」のはかなり楽しかったけど「祠の中身をクリアする」を全部やるのは、それほどでもなかったりした。で、この馬宿のミニチャレンジをやっていて、撮影に行く場所も全部知ってる場所だし、この世界にはもう未知の洞窟や井戸や遺跡は無いんだなあ……。と思うとなんかしょんぼりしちゃって、そろそろ潮時かな、という気分になってしまったのだった。

なのでハイラル観光はここでおしまい。プレイ時間は「290時間以上」で、観光記は20万字を超えていた。ゲームを遊ぶ行為ってメディア内での経験なので、映画を見るとか小説を読むのと同じ様に「多くの人と同じ体験をしている」とも言えるんだけど、それを都度、文章化する事で、メディア外での人生経験と同じ様な「自分だけの体験」として記憶に定着していくという、これまでと違ったゲームの楽しみ方ができた気がする。また、ゲーム内で手に入れたアイテムはゲームの外に持ち出せないのが当たり前だけど、ゲームの中から「観光記」というおみやげをゲームの外に持ち出す事に成功した、という嬉しさも感じている。ここまでお読みいただいた方(全部でも一部でも)、ありがとうございます。またいつか別の世界(ゲーム)を観光した話を書きたくなったらこちらに書きますので、その時までさようなら〜。