ハイラル観光記

【ネタバレ注意】ティアキンのハイラルの観光記です。攻略情報見ない派野郎。勘と思い込みで右往左往する様をお楽しみください。

2023-09-16 説明書を読むとゲームの味わいが変わる

いや、ティアキンやりすぎて仕事が遅れたりしてた所があったので、ティアキン終えて以降はあんまりゲームする気がなかったんですよ。なので、ちょっとTUNIC始めてはみちゃったけど、それから1週間以上放置してた。敵が強くて進めないっていう状況でちょっと億劫になってたのもある。でも、F-ZERO 99 が出たからやるじゃないですか。で、ひと通りやって、そういえばTUNICを放置してたな、ちょっとやってみようかなと思って再開する。

やっぱり衛兵とタレット君を同時に相手しないといけない所で死ぬ。今回も3回くらい挑戦してダメだったので、敵を避けて逃げながら先に進む方針で進めてみる。どう考えても盾衛兵に挟まれちゃう場所なので避けてたやり方だけど、ダメで元々なので。意外と巧い感じにすり抜けられて、でも跳ね橋を降ろさないといけない所で衛兵に追いつかれて斬られてしまう。斬り殺されちゃっても跳ね橋さえ降ろしておけば次のトライでスルっと通れるからな、という目論見があったのだが、仕掛けの操作アクション中に攻撃されるとアクションがキャンセルされてしまうらしく橋を降ろすことができない。ところがもう一発くらったら死ぬなくらいのタイミングで、画面外からTUNIC目掛けて放たれたタレット君の砲撃が衛兵に当たって衛兵が死に、TUNICだけが生き残った。タレット君からの追撃も発生しない距離だったので、跳ね橋の先へ進んで、井戸に降りるハシゴ周辺をじっくり確認できる。説明書のページを回収して、その先にもう一つあった跳ね橋を降ろし、キツネ像から風車小屋の前を通って、井戸まで安全に辿り着ける近道を作る事ができた。

ここで見つけた説明書のページにすごく重要な事が書いてあった。キツネ像の所でアイテム画面を出すと、これまで使い道が全く分からなかった、アイテム画面右下の一連のアイテムを「捧げ物」にして、TUNICのパラメータを強化できる。「キツネ像で体力回復」も「アイテム画面」もゲーム初期から利用していたけど、組み合わせでこんな機能が隠されていたとは……。パラメータ強化アイテムがすでにいくつか溜まっていた事もあり、これでかなり死ににくくなりそうな気がする。骨キツネの店で爆弾とポーションをちょこっと買ってたんだけど、お金を全てアイテムに注ぎ込まずに残しておいて良かった……。

キツネ像から安全に辿り着ける様になった井戸の底へ入る。緑色の回転アタックしてくる敵がいて、回転アタックは盾で簡単に防げるものの、斬った後に爆発して大ダメージを受ける。そこで「ポーション」で回復した際に、画面右上のポーションの残り数の表示に「空き瓶」がある事に気が付いた。この時点で、もしかしてコレって消費アイテムではなく、回復魔法みたいに使用回数が回復するのかも?という考えがチラつくが、井戸の底を探索中なので気軽に確認できない。しばらく井戸の底を慎重に進んで、水中に隠れている的になぶり殺された所で確認すると、やっぱり「ポーション」の使用回数が「回復」している!

ポーション」の使用回数は死んだ時だけでなく、キツネ像の所で回復をする事でも「回復」するみたいだ。どおりで通常の消費アイテムとは別に「ポーション」だけ別枠(Rボタンで使用で、専用の残数表示欄がある)になっているわけだ……。これまではものすごくケチケチ使っていた「ポーション」だったが、一回の冒険(キツネ像から出発して、死ぬかキツネ像に戻ってくるか別のキツネ像に辿り着くまで)の間に使い切るつもりでゲームを進められる事になり、実質HPがめちゃんこ増えて行動できる距離・行える戦闘回数がぐっと増えた形になる。この点、先ほどのパラメータ強化と合わせて、知識が増える事でゲームの質感が変わる体験が生じる所がすごく面白い。このTUNICの「観光記」を書こうと思ったのも、実はこの辺りから。(なので初回の「記」はゲーム中に取ったメモを見て思い出しながら書いた)

パラメータ強化に加えて「ポーション」の使い方を憶えた事でさらに戦闘が安定し、無事に井戸を通り抜けて「ランタン」を入手。井戸に戻ってランタンが無い時には見えなかった横道に入ると再び「衛兵隊長」達がいて、そいつらを倒してハシゴを上ると、次の目的地である「地下墓地」に直通していた。墓地は敵に加えて多くの罠が配置されており、より慎重な動きが要求される。そもそもこのゲーム、敵を倒す時にも動体視力や反射神経的よりも「慎重さ」がより多く求められる設定になっている気がする。初見の罠と敵の組み合わせを「慎重さ」で乗り切る事に成功すると気持ちいい。地下墓地の最後、レバーを上げると扉が開き暗い墓地の中に光が差し込むのだが、扉ではなく反対側の壁に差す光が広がるのが先に見える演出が憎かった。その扉を通って次の目的地「西の庭園」へ、なんだか急にスムーズにゲームが進んでいる。これもパラメータ強化とポーションのおかげ。

「西の庭園」に入ってしばらくは敵が出ないのんびりしたマップ。「英雄の墓」がここにもあったりする。英雄は複数いるのか?早々にキツネ像が見つかったのでそこを拠点として、ここに来るまでに入手したアイテムを確認する。初めて入手したアイテムとして金色の「コイン」があり、これも「貯金箱」みたいに所持金を増やすアイテムかな?と思っていたのだが、使ってもコインをピョンと弾くだけで何も起こらない。キツネ像のそばに井戸もあったので、コインといえば「願いの井戸」かな?と思って、井戸の近くでコインを使ったら本当にコインを投げ入れてしまった。もったいなかったかな……と心配になるが、井戸を調べると「(読めない文字)1」と表示されて、投げ入れたコインの数がカウントしてもらえる仕様になっているみたい。説明書にコインに関する記述が無いか探すと、どうやら「正方形のパネル」に関係がある様なイラストが書いてある。「パネル」はこれまでにも複数見つけてきたが、説明書にはまだろくな説明がなく、またアイテム欄にも並ばないのでスルーしてしまっていた。入手済みの「パネル」一覧とかないのかな?とアイテム画面をよく探してみると、今まで使っていなかった欄でAボタンを押すと持っている「パネル」の一覧が表示されて、中からどれか一つを選んで「セット」できる様なUIになっている。「パネル」には「剣と指輪」(攻撃力に関係?)「盾と指輪」(防御力に関係?)「革で編んだ服みたいな絵」(防御力?それとも「ブーツ」で走る速さ?)などが描かれているのだが、「セット」するパネルを変更してもどうも違いがわからない。「キツネの頭上に天使の輪っか」のパネルもあり、これなどはもしかしたら「死んだ時に一回だけ復活チャンス」とかかも知れない。他のパネルも特定条件で効果が出るものかも知れないので、とりあえず「キツネの頭上に天使の輪っか」パネルを「セット」しておく。これなら効果が出たら確実に気がつきそうだから。(でも、この後もぜんぜんパネルの効果っぽいものは見られないのであった……)

で、「西の庭園」を本格的に探検する。基本的に出てくる敵は「ワニ」と「衛兵」で、どちらも囲まれない様に立ち回ればなんとかなる。奥へ進んだ所で、「壁の飾り」が飛んできて魔法みたいのをガンガン打ってくる。こちらは遠隔攻撃ができないし、複数出てきて囲まれるのでアッサリ死んでしまった。再開してからは慎重に進んで「壁の飾り」が出たら即後退して囲まれない様にする。攻撃を盾で受けていると近づいてくるのでなんとか切り伏せる事ができる。その後、マップに載ってた「魔法のダガー」を入手。「使用回数」が書いてあって、剣と同じカテゴリに表示されているのに、これも消費アイテムなの……?と思ったら「MP」を消費して敵を凍らせる攻撃を出せるという武器だった。このアイテムを手にした事でいきなり「MP」の概念がゲームに導入された。「西の庭園」を一通り一周して、ボス「庭園の騎士」と戦闘。手持ちのダイナマイト、氷結ダガーポーションを使い切っても倒せなかった。「衛兵隊長」の時の様にスルーして奥にすすめるわけでもなさそう。というわけで「西の庭園」で見つけたアイテムでパラメータを上げて再挑戦したいが、お金が尽きてしまいパラメータが上げられない状態になってしまった。