ハイラル観光記

【ネタバレ注意】ティアキンのハイラルの観光記です。攻略情報見ない派野郎。勘と思い込みで右往左往する様をお楽しみください。

2023-10-06 ついに封印を解いたがTUNICが激ヨワに……

「ジッグラト」に入ってから、というかそれ以前の「採石場」の底部から、対応するマップが説明書に無い。ページが未入手なのではなく、ページ数を見ても目次を見ても、「採石場」の次は「沼地」そして「大聖堂」のマップが掲載されている。以前予想した様に、このゲームが説明書が解説するゲームの「続編」だとしたら、これは新たに追加されたマップで、瘴気カラーのキツネが「リアクター」に加工されているのも「元のゲーム」から今作までの間に行われる様になった事なのかもしれない。……とはいえ説明書にはテキストのみで「埋没したジッグラト」との表記があるし、単に地図が必要ない単純な構造のエリアだからかもしれないけど。

カマキリ達は強いのだが、前回戦わずにすり抜ける作戦で挑んだ時は、宝箱を取ろうとして死んでしまっていた。そこで今回は宝箱は取らずに先に進む事にする。画面の切り替えや新たなセーブポイントで敵の配置をリセットできれば、こっそり戻ってきて宝箱を回収できるかもしれないし。ただし「進んだら戻れなくなる」マップの可能性もあるので、まずは現在の位置からどこまで戻れるか確認しておく。瘴気キツネが「リアクター」に加工されている部屋までは戻れるが、その前の「エレベーター」より前には戻れない。この先でも「エレベーター」には要注意という感じか。

全体が瘴気ダメージを受ける空間だった「採石場」の底部を通り過ぎてかなり進んでいるので、この辺りはもう瘴気がないかもしれない、とマスクを外してみる。大丈夫、マスクなしでも呼吸できる。パネルの「枠」が一つ空いたので「アンクレット」「消音ベル」「シアンのキケンリング」をセットする。こちらからは攻撃せず、ダメージを受けながら走り抜けていく事を意識した構成。これでダッシュだ!

多数のカマキリを後ろに引き連れて、宝箱を無視して走っていく。意外とすぐに次のセーブポイントがあり、敵の配置がリセットできた。警戒しながら道を戻って、残してきた宝箱を開ける。カマキリに気づかれないまま、多分全部の箱を開けられた。大成功。

セーブポイントの先には「リアクター」の両側に四角柱ゴーレムが2体控えており、中ボス戦が始まる。四角柱ゴーレム一体だけなら倒した事はあるが、今回は2体いる上に、奥の水中からカマキリ2匹が追加で出てきて4対1の戦いに。全然対応できずにあっさり死ぬ。2回目の挑戦ではカマキリと四角柱ゴーレムをなるべく引き付けて、ショットガンでまとめてダメージを与える事をMPがなくなるまで繰り返すと、四角柱ゴーレム達の装甲を外して、カマキリは一番小さい形態のが何匹か残る状態まで削ることができた。残ったやつらをなんとか片付けて「リアクター」を起動すると、新しい通路が現れて先に進める状態になる。

直前のセーブポイントで回復するとなんと四角柱ゴーレムもカマキリも復活してしまうが、すでに「リアクター」を起動して新たな道を開いているので走り抜ける。カマキリに追われながら先に進むとプールの縁から下に降りるハシゴがあったので逃げ切る事ができた。ここまでのエリアは瘴気を溶かした様な紫色の液体を湛えたプールの上を進んできたが、このプールも「ジッグラト」の底部ではなく「ジッグラト」内部の大きな構造体の上に設置されていたらしく、プールから降りた先では再び空中の柱から柱へ渡された細い梁が通路となっている。プールのある階層からは次々と、生産されたばかりの「リアクター」が下の階層へ運ばれて行く様子が見える。先へ進むと遥か下方にぎっしりと、無数の「リアクター」が並んでいる様子が霞んで窺える。ここは「リアクター」の倉庫の上方に架けられた通路の様だ。先に進むと「隠された金庫室」とエリア名が表示され、セーブポイントがあるのだが反応がない。よくみるとセーブポイントの像のすぐ後ろに「リアクター」があり、これを起動するとセーブポイントが使える様になり、さらにその後ろの扉が開いて中に入れる様になる。開いた扉は「雪山」にあったものと同じタイプなので、あの扉も「リアクター」の起動で開くのか?と気になる。扉の中は「ワープゾーン」から出入りする事ができる「黄色い床」がある。つまり、「セーブポイント」と「ワープゾーン出入り口」がセットであるということは、この先で「攻城兵器」「司書」級のボスと戦う事になるのだろう。

じゃあ、まず勝てない感じかも知れない。カマキリにすら苦戦してるし……と思いながら先に進むと、こちらに背中を向けて何かを拝んでいる様な人物がいる。コイツが「スカベンジャーの親玉」か?と、こちらに気が付かないのをいい事にショットガンを背中にぶっ放す。しかし、2発目以降は手に持つ大剣を盾にされて防がれてしまった。ショットガンでMPが尽きたので剣で切ったり切られたりをやる。「スカベンジャーの親玉」は名前の通り、これまで出てきた「スカベンジャー」達の攻撃を組み合わせた様な攻撃をしてくるのである程度予想がつき、初見で結構いい所、体力を半分以上削ったところまで行けた。

「スカベンジャーの親玉」は、サイズも「攻城兵器」「司書」に比べると小さいし、攻撃パターンもあまりビビらずに対応できるので、もしかしてボスの中では比較的弱いのでは?という気がしてくる。ショットガンはガードされてしまったので、今度はガード不可攻撃っぽいフックショットをメインに戦う。フックショットで引き寄せると相手にガードされる前に攻撃できる。引き寄せて切っているとキックでTUNICを押しやって、距離を取って爆弾を投げて来るのだが、すかさず再度フックショトで引き寄せると爆風に巻き込める。途中でMPが尽きて剣と盾でチャンチャンバラバラになってやられてしまったのだが、今回は3/4以上のHPを削ることができた。これはMP回復アイテムをケチらずに使いながら戦えば勝てそうだぞ……!と白い果物をセットして3回目の挑戦に赴くと、なぜか親玉がいない。どういう事か分からないまま、最初に親玉が祈っていた黒いオーラが流れている装置を調べると「青い六角形」が入手できた。

「スカベンジャーの親玉」はバグで消えてしまったのか?思い返すと、1回目に戦った時の親玉は最初、こちらに背を向けて「青い六角形」においのりをしている風だったのだが、2回目はこちらを見ていて最初からTUNICが来るのが分かっている様子だった。死んでやり直す度にボスの状態が完全に初期化されるわけではないとすると、与えたダメージが一定以上になるとボスが出現しなくなる様な判定があって、その数値がプログラムのミスで初期化されないまま1回目と2回目で蓄積されて、3回目ではボスが出現しなかった、とかだろうか(仮説A)。2回目にTUNICがやられた際に暗転する画面の向こうでボスも自分の爆弾で自滅していて、そこでボスが討伐されたフラグが密かに立った可能性もある(仮説B)が、1/4弱残っていたボスのHPが爆弾一発で削れるとはあんまり思えない。もしかしたら「スカベンジャーの親玉」は一定以上のダメージを受けると逃げ出す「ギルガメッシュ」(FF5)みたいな敵キャラクターで、後で強くなった親玉と再戦する事になるのかもしれない。この説だと仮説A,Bどちらの可能性も成立しやすくなると思うし、「親玉」が「攻城兵器」や「司書」に比べて生身っぽすぎる、TUNICと同じキツネ族っぽすぎるという違和感が後の再登場で解消されそうで、いい流れだと思う。

ともあれ、3つあるという「六角形」のうち、最初の「青」が手に入った。こうなると「東の金庫室」で「攻城兵器」が守るのは「赤」で、「南の金庫室」から「盗まれて空の頂にある」という「緑」は「図書館」の上で「司書」が守っているという事で間違いないだろう。どちらも「ワープゾーン」ですぐに戦える場所であり、「スカベンジャーの親玉」を倒して(倒してないが)気持ちが大きくなっている事もあって直ちに「攻城兵器」との再戦に向かう。

あの巨大でめちゃくちゃ強かった「攻城兵器」だが、こちらもかつて戦った時と比べると各パラメータは強化され、マジックアイテムは増え、使えるパネルも(効果を実感できているものは少ないけど)増えている。俺はあの「スカベンジャーの親玉」を倒した(だから倒してないが)TUNICだぞ!と威勢よく殴り込み、まずはショットガンでガンガン削る。「攻城兵器」はぶっといビームを出して扇形に薙ぎ払ってくるのだが、ビームの出始めにショットガンを当てると攻撃をキャンセルする事ができる様だ。ショットガンは3発で弾切れになってしまったのだが、その後もなるべく相手との距離を詰めて戦うと、剣の攻撃でも敵のビームをキャンセルできいい感じだった。とはいえ他の攻撃は普通に喰らっていたが、最終的にはHPとポーションの多さで粘ってゴリ押しした感じで倒す事ができた。

「攻城兵器」が落としたロッドを金庫室のソケットに嵌めると、装置が大袈裟に起動して「赤の六角形」が手に入った。あとは「司書」だけだ。いけるだろうか。ここまで来たらいけるんじゃないかしら、と図書館へ向かう。司書はこちらの攻撃が届かない所に浮かんで攻撃してくる事が分かっていたので、フックショットを装備して引き寄せて切る方針でやる。ボスなので特別という事か、一定の距離までしか引き寄せられないためなるべく近くに寄って、引き寄せては攻撃、引き寄せては攻撃の繰り返し。予想に反してMPを使い切る前に「司書」を倒せてしまった。TUNIC、マジで強くなったな〜!

ついに3色の「六角形」が揃い「ワープゾーン」に戻って来たTUNIC。ここの北には「母ちゃん(仮)」が封印されているわけだが、以前訪れた時の不穏な空気から、今そちらに向かったら封印がいきなり解けて襲いかかって来るのではないかと警戒してそちらには行かない事にする。一方「ワープゾーン」中央の出入り口から入った空間には巨大な剣が浮かんでおり、3つの六角形のシンボルが床に大きく描かれていた。もしかして六角形が3つ揃った事でその剣が解放されているのではないか?マスターな感じのソードが手に入るのではないか?と思ってそのソード空間を見にいくが、そちらは以前のまま、剣が浮かんでいるだけで何も起こらない。そこで本来の「六角形」の使い道だと思われる「天上の世界」の岩屋の神殿へ向かう。ここで封印を解いたらいきなりラスボス戦、みたいな展開もありえる状況だが、そんな事気にせずポコポコと六角形を鍵穴に嵌め込んでしまうTUNIC。いちいち派手な演出で封印が外れていくが、最終的にはそれらが消えただけで、ここで何かが起きるという気配はなかった。ということは、これは「あちら側」で何かが起きてるんだろうな、と再び「ワープゾーン」へ。

まずは「ワープゾーン」から「巨大な剣の空間」に入ると、剣は消えており、かわりに「母ちゃん(仮)」だろうと思われる大きなキツネ(の魂)がいる。これは何かあるぞ、怖いぞ、と一旦戻って「ワープゾーン」の奥の「封印コーナー」に行く。やはり封印が解けた様子で「母ちゃん(仮)」の姿は消えており、浮いていた子ギツネ達の魂はパラメータ上昇アイテムに変化している。アイテムを入手したいが、取れない様だ。

「封印コーナー」では何も起きないので、腹を据えて「巨大な剣の空間」で「母ちゃん(仮)」に話しかける。すると「母ちゃん(仮)」が巨大な剣を手にして襲いかかって来る。敵の名前は「継承者」とあり、ようやく封印されていた存在の名前が判明する。まず巨大な剣の攻撃を一撃くらい、ヤバい!と思って距離を取ってから「司書」と同じ様にフックショットで引き寄せて攻撃を加えようとする。しかし「引き寄せ」をやっても「継承者」はよろけないどころか、剣の攻撃モーションがキャンセルされず、2発目の剣の攻撃をくらってしまう。TUNICは「ワープゾーン」に入った時の「魂」の姿ではHP・スタミナ・MPが初期状態になっていて、たった2回の攻撃で天に召されてしまうのであった。

……と思ったら、シーンが夜の「天上の世界」に切り替わり、一番最初にTUNICが目覚めたスタート地点で、今度は「魂」の姿でTUNICが目覚める。のんきに小さくあくびなんかしちゃって。さっきの戦闘はいわゆる「負けイベント」だったのかな。あたりを歩き回ると、あちこちに「魂」の姿のキツネたちがいて、Aボタンで話しかける事ができる。いわゆるNPCがそこらにいる状態。もちろん会話の内容はTUNIC内の謎言語・謎文字なので読み取れない。NPCの姿を辿って「天上の世界」の南東に向かうと、壊れて途切れていた橋が「魂の橋」あるいは「橋の幽霊」と言える様な半透明の状態で繋がっていて、いままで到達できなかった「リアクター」が起動できる様になっている!ここに辿り着く方法は「ジャンプ」じゃなかったのか……。と思いながら「リアクター」を起動してハシゴを降り、初めて「天上の世界」の南東の道の先へと進む。

進んだ先は「沼地」「古の墓地」と表示される。説明書のマップで「採石場」の次のページにあったマップだ。「幽霊」しか立ち入れないと説明されていたが、「魂」の姿にならなければ到達できないという事だったのか……。「魂」の姿のTUNICはHP・スタミナ・MPが初期状態のままで、きっと攻撃力・防御力・ポーション回復量も初期状態になっていると思われるので、一旦「天上の世界」に戻る事にする。もしかしたら「ワープゾーン」の「封印コーナー」にあったパラメータ上昇アイテムを取れれば「魂」状態でのパラメータも上げられるのかもしれない。レベルの上げ直しみたいで、楽しくないけど……。

というわけで「魂」の姿のまま、夜の「天上の世界」を散策する。ところが、あちこちでハシゴや橋が無くなっていて、行けるエリアが極端に制限されている。東の森には入り口に近づくことすらできず、「東の金庫室」方面はでかい瘴気に遮られて入る事ができない(しかも、近づくとマスクをしていても瘴気ダメージを喰らう)。岩屋の神殿の中には魂NPC達が集まっていて「4つめの鍵」があるみたいな情報もあって気になる。他に行ける場所がないので「ワープゾーン」に入ると、空間が切り裂かれて瘴気が漏れ出している様な状態になっている。これも「母ちゃん(仮)」あらため「継承者」の仕業なんだろうか。ステータスアップアイテムは見つからず、「封印コーナー」のアイテムも結局取れないので、このステータスのままで「沼地」に行くしかなさそうだ……。

再度「沼地」に入り、地図を見ながら拠点となるキツネ像を目指すと、敵に出会わないままあっさりたどり着いてしまった。キツネ像から東に「伝達路」を辿ると、門が勝手に開いてTUNICを向かい入れる。こわ!門に入るのを躊躇ってその周辺を歩き回ると骨ギツネの店や井戸があり、ここが「魂」の姿になって以降の拠点とすべき場所であると分かる。しばらくパラメータ上昇アイテムが手に入らなかった事もあって、お金が溜まっていたので店でコインを買ってパネルのセット枠を増やす。

門に入るのを避けてマップの南側へ向かうと、やはり沼地にも敵が出てくる。地下墓地にもいたスケルトンで強くないのだが、こちらもパラメータが初期状態になっているので何度も殴らないと倒せない。防御力もHPも弱くなっているので、これまで以上に注意が必要だ……。門から南へ伸びている柵を回り込んでマップの南側に入り、宝箱を回収しながら進んでいくとスケルトンの親玉みたいなデカいのがいて、巨大な骨棍棒で叩き殺される。

今度は勝手に開いた門の中に入り、まっすぐ進むのは避けて南側の高台へ。さっきやられたエリアへ逆の北側からアプローチする作戦。宝箱を取り、普通のスケルトンたちを倒してマップの南東に近づくと、何もない所で敵がこちらを発見した時の「!」マークが表示され、地面の中から攻撃エフェクトが飛び出してダメージを受ける。これはヤバいとさらに南へ逃げるが、射程がめちゃくちゃ長くどこまで逃げても攻撃エフェクトが追ってきて、ついにやられてしまった。ズルい!!

南の方にはヤバいのがいる、と学習したので素直に「伝達路」沿いにマップ中央へ。「リアクター」を起動して周辺を散策しようとすると、また「!」が表示されてあの攻撃エフェクトが飛び出す。しかも今度は複数相手がいるらしい。ほうほうの体で逃げ戻って休息。今度はマップ中央を避け北側の縁を回り込んで、この先の目的地である「大聖堂」にアプローチできるか試してみる。しかし歩いてきた高さでは大聖堂には近づけず、マップの内容と合わせると、東側の高台に上がってから北側の高所に回り込み、橋を渡る必要がありそうだ。そのまま東側に行こうとするとまた姿を見せない敵に発見されてしまう。ダッシュで坂道を登って東の高台に上がるが、そこにいたスケルトンたちと見えない敵の攻撃に挟まれる形となり死んでしまった。

今度はマップの南側を大回りして東の高台に向かう。またしても見えない敵に捕捉されるが、逃げ回っていると浅瀬の水面に波紋が浮かぶ事に気がついた。何度も攻撃されるうちにうすうす気が付いていたのだが、この敵は地面の中に隠れて地面を貫通する遠距離攻撃をしてきているのではなく、単に「姿が見えない」敵だったみたいだ。最初に出会った場所が上下に層をなす地形だったために、地面の中から攻撃をされていると勘違いしてしまった。さらに敵の攻撃エフェクトと水面を観察していると、相手は遠隔攻撃をしているのではなく「攻撃判定があるダッシュ」系の攻撃をしている事も分かった。波紋をたよりに見えない敵のいそうな所を攻撃すると姿が見えるようになった。説明書にある「闇からの呼び声」という敵だ。一発攻撃を当てるとずっと姿が見えるみたいで、簡単に倒す事ができる。南回りだと見えない敵はこの一体にしか遭遇しないので、安全に東の高台に上がれる様になった。

東の高台にいるスケルトン系の敵は遠巻きに通過して北の大聖堂を目指す。それでも何匹かに気付かれて追われるが、北の橋の上、カラスがいる場所まで逃げ込むとカラスがスケルトンを倒してくれる。生き残ったスケルトンとカラスを慎重に片付けたら、橋のどん詰まりのハシゴを下ろすと拠点のキツネ像からここまでのショートカットができた。そのまま少し戻ってさっきは通過した「リアクター」を起動し、北に進んでいよいよ「大聖堂」に入る。

説明書に掲載されているマップのうち「大聖堂」だけは建物を横から見たスタイルだったので、ゲーム内でもサイドビューに切り替わったりするだろうか…?とも思っていたが、中に入ってもクォータービューのままだった。このマップだけ各所に数字が振ってあり、それぞれに(読めない文字でだが)短い解説がつけられている。入ってすぐの所にキツネ像があり、そこを拠点に周囲を調べていく。入り口からまっすぐ北へ進んだ所は礼拝堂になっていて、小さい生き物達が礼拝をしている。礼拝堂の中央には四角い穴があり、これが地図に書かれた地下へと繋がる穴の様だ。西のアーチをくぐった先は小さな図書室で行き止まりになっていて、東のアーチをくぐった先には礼拝堂でも見かけた小さな生き物がこちらに近づいて来る。影がかかったような暗い色合いのため気がついていなかったが、TUNICと同じく小さなキツネの姿の動物。だけどこちらに近寄って来るので切り殺してしまい、ごめん……。という気持ちになる。その奥にすすむと今度は同様の小ギツネが3匹いて、こちらに気がつくとやはりゆっくり近寄って来る。動きがゆっくりなので一方的に倒す事ができるのだが、本当にやっちゃって良かったのか?という気持ちになる。次の大きな部屋には同じ小ギツネの他に、もっと色がはっきりした、よりTUNICに近い姿の小ギツネがいる。こいつは動きが素早く、強い!「魂」の姿の初期ステータスTUNICでは太刀打ちできずに敗退してしまう。そいつのいた部屋の階段を上がる以外に道がない事がわかったので、部屋の端を回り込んで強小ギツネを避けて通る。上層に上がって礼拝堂のバルコニーを回り込み、図書室の上まで来るとハシゴを下ろす事ができキツネ像からのショートカットができる。さらに上層の奥へ進むと強小ギツネが2匹道を塞いでいる。戦いたくないのですり抜けて奥に逃げ込むと、レーザーを出しているタイプのトラップが多数仕掛けられている。追われていなければ落ち着いてトラップの解除ができるはずだがそうは行かず、トラップのダメージと追いついて来た強小ギツネの攻撃でやられてしまった。キツネ像からショートカットのハシゴを登って再チャレンジ。今度は強小ギツネ2匹をひきつけてからショットガンで倒す。TUNICが初期パラメータに戻っている事もあって、ショットガンの強さが強烈だ。今度はゆっくりとレーザーの間をすりぬけてトラップを解除し、先に進む。

「大聖堂」上層、礼拝堂のさらに奥に位置する部分に入ると、「ジッグラト」で「リアクター」に加工されていた瘴気カラーのキツネが十字架にかけられている。正確には六角形を3つ組み合わせてそれらの辺が合わさった線分を延長して作られた「Y字架」だが、宗教的なシンボルである点は違いなさそうだ。「Y字架」の前で「おいのり」をするとそこにかけられているキツネがこちらを覗き込んでくるが、特に何も起こらない。敵に襲われるのではないかと警戒しながら周囲を調べるが誰もいない。そこから南につながる部分は礼拝堂の奥の壁の上で、ここにも「リアクター」がある。「リアクター」を起動すると礼拝堂に見えた四角い穴の所に白骨(キツネの骨……?)を満載した床がせり上がって来る。マップに示されていた様に、これで「大聖堂」の地下へと降りる事ができる様になったのだろう。

Y字架の間に戻ると瘴気カラーギツネが消えている。「リアクター」の起動と連動して、解放されてどこかに逃げたのだろうか。そのままキツネ像まで戻ってエレベーターに乗りにいく。白骨の山の中にエレベーターのコントローラーがあり、それを操作するとエレベーターが降下する。礼拝堂にはたくさんの小ギツネがいたが、気付かれる前に降りる事ができた。大聖堂の地下深部まで一気に降りる。ここも上下2層に分かれており、下層に降りる前にまたキツネ像がある。周辺にはさらに骨ギツネの店まであり、この下、最深部にボスがいるんだろうなと感じさせる。

ハシゴで下層に降りると途中でハシゴが途切れており、TUNICが飛び降りてもう上層へは戻れなくなる。飛び降りたのは六角形の広い空間で、奥には「庭園の騎士」の像がある。像に向かってAボタンを押すとステージ中央に「庭園の騎士」が現れて戦闘が始まる。一度戦った事がある相手だが、こちらはかつて戦った時よりもかなり弱い「魂」状態。そのかわり、以前は持っていなかった武器が増えているというアドバンテージはあるけど……と、フックショットで引き寄せて攻撃していたら、さらにもう一体「庭園の騎士」が出て来てしまった。敵が2体に増えた事で、一体をフックショットでよろけさせてももう一体の攻撃を受けてしまう状態になり、負けてしまった。

上のフロアのキツネ像からまたやり直し、今度は2体目の「庭園の騎士」が出現する前に1体目を倒せないかとショットガンも使って攻撃の手を早めてみるが、間に合わず2体の「騎士」に囲まれてやられてしまう。なんかコイツ(ら)、西の庭園に出てきた時より強くなってない?いや、こちらのパラメータが初期状態だからか……。HPが少ない点だけでなく、攻撃力、防御力、それからポーションの回復量が足りない点が非常に効いている気がする。でも「庭園の騎士」が2体出るという事は、1体が破壊されるまでは逃げ回って互いを攻撃させて、残った1体だけを相手にすればHPも減った状態になっていて楽に倒せるのではないか……?と考えて、2体の周りをぐるぐる回って逃げ回る。殆どの攻撃はぐるぐる移動し続ける事で躱せるが、扇形の範囲に放たれるショットガンだけは喰らってしまう。そして、いくら逃げ回ってもどちらの「騎士」も倒れない!ボス級の敵は相討ちダメージを受けない特例とかあるのか?結局かわしきれない敵のショットガンでこちらが倒れてしまったので、またやり直して改めて状況をよく確認する。

するとびっくり、中央の「庭園の騎士」像の両側にならぶ小型の像もそれぞれAボタンで反応する様になっている。試しに一番左の像を起動すると「飛んでくる壁の飾り」が無数に出てきて一斉射撃を喰らって死ぬ。一番中央に大きく「庭園の騎士」像があるから、両側に並んでいる小型の像は飾りなのだと思っていたのだが、それぞれ敵が出現する「像」だったようだ。これはつまり、今までに戦った敵と連戦をやらなければいけないという事だろう。「庭園の騎士」×2ですら倒せないのに……?ボス級の敵らしき像が「庭園の騎士」だけである点は救いかもだけど。

改めて他の像も起動していくと……「衛兵」像では次々と衛兵が出てくる。最初は盾なし衛兵なので簡単に倒せるが、徐々に盾持ち衛兵や「衛兵隊長」が出る様になるので、倒すのが遅れると囲まれる形になってかなりダメージを受けてしまう。最後まで倒しきれたがポーションの消費が激しい。「カエル」像は同じく大小のカエルが次々に出てくる。こいつらは衛兵よりもガードが下手なのでなんとか倒せる。「ポーション」像はポーションが全回復するアイテムと、HPが回復するハートが無数に落ちてくる。連戦の中で1回だけ補給できるタイミングを作れるという事か。次に地下墓地や沼地にいた「骨の敵」の像を起動すると、とにかく出てくる数が多く負ける。やりなおして「キツネ」の像、こちらは地面をダメージ床に変える魔法で攻撃してくるタイプのキツネだけが複数出てきて、これも勝てない。これで全部の「像」を確認したので、さっきは不意打ちをくらってやられてしまった「飛んでくる壁の飾り」像をもう一回起動して、フックショットで敵を引き寄せて応戦するが全く歯が立たない感じでやられてしまう。

ポーション」を除いた敵が出る6つの「像」のうち、「衛兵」「カエル」を除いた4つはリスタートした直後の万全な状態でも勝てないという事がわかった。この構成の敵相手に6連戦を勝ち残らないといけないようだ。いや、これは無理でしょ!なにかTUNICをパワーアップできる手段はないかな?と「大聖堂」の地図を確認する。地図中の各所に数字を振ってつけられた説明文、読めない文字に混じって数字だけは読める様になっているが、最深部(連戦フロア)の「13」の説明文には「??? 6 ???」と数字の「6」が含まれている。地図の中で「6」が振られた所は「7,8」と繋がる、この下層にいたるルートとは別の脇道になっていて、「大聖堂」の入り口付近に分岐がありそうな事はわかっていたがまだ発見できていない場所だ。「13」で戦う前に「6」から始まるルートを見つけておけという事か?と「大聖堂」入り口までエレベーターで戻る。分岐ルートがありそうな場所をくまなく探すが見つからない……と諦めかけた頃に、ハシゴを降ろしてショートカットを作るためのスペースで他には何もないと思っていた「図書室」で壁に向かってAボタンを押すと壁が凹み、隠し通路が現れることに気が付く。丸囲みに「A」の、ボタンに反応する事を示すシンボルが出ない場所でAボタンを押して隠し通路をオープン、これ実は初めてやった操作だけど、これまでにも同種の隠し通路を見逃していただろうか……。この隠し通路が地図の「6」の入り口で、その先へ進んだ「8」は「橋の幽霊」によって大きく開いた穴を渡れる様になっており、その突き当たりには模様が描かれた開かない扉がある。このタイプの扉は「天上の世界」にもあったが開け方が分からず、そのうちなんらかの方法で開けられるのだろうと放置している。結局この場所から先に進む事はできず、TUNICを強化することもできないまま「大聖堂」下層の連戦ステージに戻る。

連戦ステージで再び各「像」を起動してなんとか敵を倒せないか、倒せる敵はさらに消耗を抑えられないか検証する。このゲームは死んで再スタートするとオートセーブされるので、それまでに消費アイテムを使っているとアイテムが減った状態でセーブされてしまう。そのため消費アイテムを使いながらリトライを繰り返しているとアイテムが尽きて詰まってしまう可能性があり、おいそれと消費アイテムを使えない。しかし6連戦をMP回復アイテムである「水色の果物」を使わずに乗り切れる筈がないので、まずは1戦づつロードを繰り返して戦う練習をして、全ての敵をMP満タン状態からであれば確実に倒せる様になったら、次に1戦毎にMPを回復して6連戦を乗り切る事に挑戦する、と段階を踏む事を考えている。……という計画は悪くないと思うんだけど、そもそも「庭園の騎士」や「魔法使いキツネ」たちが倒せない……。「1戦づつなら確実に倒せる状態にする」の時点で頓挫しており、頓挫しており……。