ハイラル観光記

【ネタバレ注意】ティアキンのハイラルの観光記です。攻略情報見ない派野郎。勘と思い込みで右往左往する様をお楽しみください。

2023-07-05 リンク「あ、それ、もうやってあります。はい。えっと、それももうここにあって……。はい。それについてはこんな話らしくて……」

まあ、「二の丸」に現れたボスブリンたちは放っておいて「本丸」の様子を見に行くよね!と移動するリンク。しかし本丸は以前見た時のままで人っこ一人いない。すごすごと二の丸に引き返して、高い位置の建物の切れ目からもう一度中を覗くと、ボスブリン達がお行儀良くならんで待っててくれている。やっぱりゾナウカプセルを開けるまでもないかなと、開幕ルージュの雷撃を天窓から打ち込む。ボスブリン達が気がついて電気の実などをこちらに投げてくるんだけど、この高さまでは届かない様子。「お〜こわ!」とか言いながら、安全な高さから爆弾矢と雷撃で一方的に片付けるリンク達。よし終わったよ〜こっちはどう?と本丸に戻っても変わらない様子。ゼルダどこ行った?と地図を見ると、マークが図書室に移動している。これ何の説明もなくこうなっちゃうんだ。彼女の携帯にこっそりGPS追跡アプリを入れてるDV男かな……?

まあ図書室いかんでも、これで「ゼルダ偽物です」って報告できるよね!と監視砦に戻る。が、砦の皆様もプルアも前と同じことしか言わない。私はしつこいので念の為カカリコ村にも行くんだけど、相変わらずゼルダ様のご言いつけで5つ目の遺跡に入れない。これは、ハイラル城でゼルダと追いかけっこしないといかんのか〜とすごすご引き返す。図書室は以前ハイラル城の様子を見にきた時に入った場所なので、祠から簡単に侵入できる事が分かっていた。図書室で思わせぶりにこちらに背中を見せているので、この人どんな顔してこれやってんだろと向こうに回り込むともっともらしく俯いてるご様子。で、近づくとやっぱり敵が出ます。今度はヒノックス隊というか、一緒に出た雑魚を賢者達がさっさと始末してしまったのでほぼヒノックス1匹。リンクはヒノックスに視認されない様、柱の影から影へヒノックスの死角を移動し、賢者達の戦いぶりをじっと観察。やはり離れた位置から攻撃できるチューリが一番攻撃を当てている。ルージュとシドも接近戦に対して積極的なので攻撃回数は多そう。ユン坊は攻撃モーションが遅いので敵の攻撃を喰らって後退しやすい。ミネルはガードする割合が多いのと、いつのまにか手につけた武器が取れちゃってる場合があるので気をつけないといけない……。といった事がわかる。「賢者の遺志」の効果はチューリにつけようかな。最初についてきてくれる様になった賢者だから思い入れも強いし。などと考えているうちに、完全に賢者達だけでヒノックスを倒してしまった。すまんねえ、みんな……。ワシ(リンク)がこんななばっかりに……。とヒノックスの残骸を拾い集めて地図を見るとさっき通ってきた階段に印が。戻ってみるとまたゼルダが消えて今度はギブド隊。こいつは賢者任せにせず属性攻撃をしないと中々終わらないので、離れたところから炎の矢で一体ずつ燃やしていく。ルージュは最前線に出がちなので、こういう時意外と雷撃は使いにくい。

再び地図を確認するとゼルダは城の西側に移動している。高い位置にワープマーカーを置いておくべきだったなと監視砦に戻って塔ジャンプし、本丸の上層にワープマーカーを置いて拠点とする。パラセールで印の場所に行くと「ゼルダの部屋」。おお、いいじゃん、ここで追いかけっこも一区切りなのでは?と、ゼルダと交替で現れたリザルフォスたちをトーレルーフで撒いて上から見てると、チューリだけ下のフロアに残って一生懸命交戦してる。助かる〜。チューリがんばれ〜。と様子を見つつ、上のフロアからルージュの雷撃で援護する。リザルフォス達を倒して下に降りるも、ゼルダはまたしても移動済みで、張り紙や書籍風のグラフィックも張り付いてるけどゼルダの手記みたいなものは無く、ここも単なる通過点だった。近くをすこし調べると「ゼルダの研究室」なる施設もあるけどここも同様。

ここから先は毎回ワープマーカーに戻り、パラセールで至近の入り口まで降りていき同じことを繰り返す。次の場所は上から攻撃できず、現れたモリブリンを建物の出口の崖になっている所までおびき寄せて、バクダン矢のノックバックで下に落とす。その次の場所にはエレキライクが3体。ライクライク系は定番の倒し方があって、チューリがダウンさせてくれるまでのらりくらりと攻撃を避け、ダウンしたやつにダッシュで近づいて切る。

ようやくゼルダの音声メッセージが届き、位置マーカーが「本丸」に移動する。これで最後かな〜?と本丸に行くと皺くちゃガノンドロフ登場。てかさ、この人見た目がミイラすぎて全然面影がないというか、ここまでのストーリーでガノンドロフが魔王でラスボスだよって示唆されてはいたんだけど、この最初に出て来たおじいさんはガノンドロフを復活させる「悪の神官」みたいな人で、ガノンとは別人なのかも?とも思ってたんだよね。しかし、はっきり同一人物である様です。偏在ゼルダは彼が操っていた幻影でした〜とバラされて、ガノン氏魔王と名乗るわりにはずいぶん可愛い事してましたね、という感じになる。山麓の馬宿で調査隊の皆様をパンツ一丁にさせたりとか、絶対楽しんでたでしょ。あとハイラル城追いかけっこでのリンク〜こっち来て〜みたいな、絶対本人が言わなそうなセリフとか、ガノンのおっさんが一生懸命考えた感じがかなり出ちゃってた。まあ結局、ゼルダの分体がハイラルに偏在していましたという話ではなかった。そうだろうなと思ってましたけど。

で、ここで?皺くちゃガノンと戦うの?今?と思ってたらファントムガノンが、しかも5体も出て来てしまってヤベ〜という気持ちになる。ワープ不可セーブ不可のボスバトル。しかしデクの木様地底と違い広くて瘴気がない場所のせいか、以前ほど怖くない。ていうかデクの木様地底の時は、前座で出て来た瘴気ハンドがめっちゃ怖かったからそれに印象が引っ張られていたのかも。今度はこっちもスタンド5体を引き連れてるしな!やったろうじゃねえか!と冷静にゾナウカプセルをパカパカ開けてブループリントで「焼き込み君」を作った所、ファントムガノンが突っ込んできて「焼き込み君」がかき消されてしまった。マジで?そんな攻撃ありなの…?とビビるが、まずは「焼き込み君」がなくとも今まで通り高みの見物を決め込むつもりで本丸の2階玉座エリアへ上がる。するとファントムガノンがワープ攻撃してきてダメージを喰らう。しばらく会場内で安全な場所を求め逃げ走り回って分かったのは、ファントムガノンから離れたところに避難しているとペナルティとしてワープ攻撃をかまされるらしい。そこでファントムガノンと賢者達が乱戦している周辺で適度に距離を保ち、こちらに突っ込んでくる個体からは全力で逃げ、賢者に相対して背中を見せてる個体にのみ切り掛かってヒット&ランを繰り返すという作戦で行く。実は途中、こちらに向かってくる個体としっかり相対してジャスト回避ラッシュを狙ってたんだけど、1回成功させるために4,5回は攻撃をくらってしまう下手クソさだったので諦めた。

5体倒してやった!と思ってたらまた5体追加。HPメーター的にもここで半分らしい。しかも地面全体が瘴気に包まれて、賢者が膝をついてしまう。かなりヤバそうなのでダメ元でもう一回「焼き込み君」を作成するが、組み立て完了前に攻撃を喰らって組み立てキャンセルされ、さらにパーツをかき消されてしまった。瘴気耐性服に着替えて逃げ回ろうとするが、地面の瘴気に隙間が無いので瘴気耐性服の残量をチャージできる場所がなくピンチ。どーしよどーしよと闇雲に走り回っているとどうやら、瘴気を出しているのはファントムガノンのうちの1体で、瘴気出しのために両手を上げて無防備なポーズになっているっぽい?のでダメ元で接近して滅多切りにする。これが功を奏して地面の瘴気が消える。様子を見ていると残っているファントムガノンのうち必ず一体が瘴気出しを担当するシステムで、そのガノンは完全に無防備になるので、そいつだけ狙って攻撃する事で前半よりも楽に5体を倒す事ができた。

最後リンクのピンチにスタンドではない賢者本体がかけつけて、やった〜!少年漫画のラスボス戦!熱い!!ってなった所でハイラル城追っかけっこ編は終了。こんなに拾えないってくらい魔王装備が落ちてるので特に弓を拾い集めて監視砦に帰る。「魔王の弓」は強さがハートの最大数依存っぽいので、めちゃくちゃハート集めちゃおうかな(がんばりを最大にしてから全然祠をクリアしておらず大量に残していて、神殿ボス等の出すハートの器と「ラウルの祝福」で集まった祝福の光で増やしたハートの器だけでやっているのだけど)

監視砦に戻ると賢者達(本体)も勢揃っている。チューリ本体が動いてる姿を見て、やっぱり「賢者の遺志」はチューリを選ぼうという気持ちを強くする。賢者達とプルアとの会議。ようやく偏在ゼルダは偽物、という事で話がまとまり、馬宿のみんな、これで服が着れるね!魔王とどうやって戦うべきか、という話になり「もう一人、賢者がいたはず」と、突如ミネルにスポットライトが当たる。いや、もうついて来てくれてるんですよ〜といつもの、あのジェスチャーでプルアに説明するリンク。ミネルを探しましょうみたいなチャレンジが出て即コンプリート状態となる。さらに、プルアにマスターソードももう持ってんのかよ、とこれまでも何度か言われたツッコミを入れられ、あとは魔王の居場所がわからん→ハイラル城の地底っすかジョシュア偉いじゃん、ということに落ち着く。あとはそこに行ってガノンを屠ってくるだけだ、がんばれ!と言われてしまう。

つまり、四地域の神殿を平定→ハイラル城で偽ゼルダと追っかけっこ、の後で、ミネルを探す→マスターソードを探す→魔王の居場所を探す→ガノンドロフと戦う、というのが準備されたシナリオだったのかな……?ミネルに会った時にも「もうマスターソード持ってんのか」って言われたし。でもマスターソードのありかは地上絵ビデオを見た時点でわかっちゃうよねえ。私は、四地域平定→ラスボスと戦う、という部分だけがメインシナリオとして準備されていて、地上絵回ってマスターソードを見つけたり、空島探索してミネルを見つけたり、地底でコーガ様を追い回したり、なんかは、なんか探すのが好きな人・ストーリーに興味ある人・強い武器をゲットして楽したい人、の為に準備されたサブシナリオだろうというつもりでやっていたのだった。

あと魔王の居場所って、プルアの言いっぷりだとジョシュアとリンクが見つけたという事になっているみたいだけど、ジョシュアのやった事ってリンクをコーガ様の居場所へ誘導しただけだし、魔王がハイラル城地底にいるとされている根拠って「コーガ様がそれっぽい事を言っていた」のをリンクが聞いただけなんだよね。コーガ様の言う「あの方」がガノンドロフとは限らないし、プレイヤー視点で見たらそりゃハイラル城地底にいるんだろうけど、プルアやリンク視点では確度が低い情報なのでは……?まてよ、ジョシュアはコーガ様の行方を逐一把握していたりなどイーガ団の内部に通じている様子だったので、コーガ様本人の発言とは別に、コーガ様がハイラル城地底でミイラガノンに遭遇して子分になっちゃった、的な情報を掴んでいるのかも……?

ともあれ、偏在ゼルダは偽物で確定、の報を携えて大手を振ってカカリコ村へ。村ではタイミングよくパーヤとタウロが肩を並べて浮遊遺跡を見上げており、リンクからの一報を待つ構え。よしいけぇパーヤ&タウロ!カリーユ先生を倒し積年の恨みを晴らすのだ!とけしかけるが、そういう展開にはならず普通に遺跡に入っていいですよという流れに。遺跡の中はトーレルーフが無いと入れない構造で、写真を取ってパヤタウに見せると南東の龍のなんたらに……と、ミネルの居場所のヒントになる情報が書かれていた。そう。ずっと気になってた5番目の遺跡の中身、もう会えてるミネルの居場所のヒントだったんだよね〜。プルアがミネルの話をしはじめた時から薄々そうなんじゃないかと思ってたけど……。でもこちらはまずフィローネ地方の、地上のゾナウ遺跡に行きましょうという話になっててチャレンジが完了状態にならないので、行けばまだ解いてない仕掛けがあるんだと思う(その仕掛けを解いても知ってる情報が出てくるだけだが)。タウロとカリーユがフィローネ地方に向かったという事で、ミネルの居場所が分かるまで、意外に手厚いガイドがありそうな気配。パーヤだけカカリコ村に残ったんだけど、一緒に行けば良かったのに……。村のことは地上絵の調査が終わったインパに替わってもらえばいいじゃない……。ところでミネルの存在を隠したかったというガノンおじさん、またちょっと魔王らしくない、情けない事してた感じね。

しかし、せっかくカカリコ村に来たし?道のりが長そうで後回しにしていた、ゲルドの街の「恋愛教室」に「ワッカ飾り」をお届けするやつをやる事にする。たしか「ミニチャレンジ」ですらないやつなんだけど。「ワッカ飾り」はアイテムポーチに入らず、木材や岩やカプセルから出したゾナウギアと同じ扱いのオブジェクトと思われるので、セーブ&ロードやワープで消滅する事が予想され慎重に運ばねばならない。街道沿いをずっと走ることになりそうなので馬で行くのが楽そうだけど、双子橋みたいに馬では通れない場所がある可能性もあるし、まだ一度も出していなかったバイクに乗ってみたい、と回生の洞窟でもらったレシピでゾナウ二輪を作って運ぶことにする。レシピのままだと先頭にビーム出す機能がついていて燃費が悪いので、そこだけ外してバッテリー節約服でバイクに乗って行く。節約服の効果か、一度もバッテリー切れにならず、小回りも思ったより効くため快適にハイラル平原を横断できた。しかし「バイクの側面につけた柱が地面すれすれをこすることでバイクが倒れない様にする」仕組みのため段差に弱く、ハイラル平原南西からゲルド地域をつなぐ吊り橋を渡れない事がわかったので、バイクを支える柱を外して代わりに「おきあがりこぼし」をつけて倒れない様にする。すると今度は走っていない時は倒れてしまうため、ちょうどいい段差に立てかけて出発する必要があり出発が難しい。なかなか乗れずにしばらく苦闘したあとで、壁にむかって叩いて無人で発進させて、壁に当たって停止したバイクに乗り、バックで壁から離れて発進、という手順で発進できることに気がつく。これで吊り橋を渡りゲルドキャニオンの新道に入る。

ところが、こんどのバイクはたまに小回りが効きすぎて困るなあと思っていたら、登りの傾斜が強くなった所で前に進めなくなってしまった。おきあがりこぼしは前後方向に関しても直立を保とうとするため、上り坂では前輪だけが接地して後輪が浮いた状態になり、タイヤの力が足りず登れなくなってしまうようだ。小回りが異常に効いていたのも後輪が浮いた時に起きる現象だった。おきあがりこぼしはダメ、柱で倒れない様に支えるのもイヤ、という事で今度はタイヤを3つ出して三輪車状態にして、そちらにワッカを載せ替えて先に進む。三輪車としては横幅が狭いのでたまに横転するが、心配していた橋や崖からの落下はなんとか避け、旧馬宿の前を通って砂漠までくる事ができた。砂漠の地面ではタイヤが埋まるのか三輪車では進めなくなり、今度は以前も使った、扇風機を1つつけただけの粗末なゾナウソリに乗り換えてゲルドの街を目指す。

ゲルドの街に着いたら「恋愛教室」に行き夜になるのを待つ。セーブ&ロードのみならず「ヒマをつぶす」でもワッカ飾りが消えてしまうかもしれないので、ただただぼんやりと、生徒の「デルタン」が来るのを待つ。ところが、はるばる遠くから持って来たのにデルタンも先生もワッカ飾り無視。目の前に置いて何度話しかけても無視。ほーら!ここに!あるよ!とウルトラハンドで持ち上げてブンブン振り回すとビビるくせに、完全に無視。ハァ?

もしかして「ハテール地方の縁結びの飾り」って他にもあるの?いや、カカリコ村ってギリギリハテール地方では「無い」のか……?と、確実にハテール地方に存在すると言える村である、ハテノ村へ。やべっワープしちゃった。村の中を一通り回るけどそんなものはなさそう!なかったよね!じゃあウオトリー村か?とこちらも村の中を回る。以前も聞いた事があった話だけど、景勝地「ラブポンド」の人気が、同じ縁結び系アイテムの「ワッカ飾り」に脅かされています、という話を聞く。やっぱり「ワッカ飾り」でいいんじゃん?どうなってるんですか。ゲルドの街で、昼間にデルタンに渡しておかないといけないとか……?ええ、また持っていかないといけないの……?