ハイラル観光記

【ネタバレ注意】ティアキンのハイラルの観光記です。攻略情報見ない派野郎。勘と思い込みで右往左往する様をお楽しみください。

2023-05-13 いきなり孤島に閉じ込められ、翼をいじくり回して何日も過ごす

今日というか昨日は子供をカービィカフェに連れて行った。ピザとかナチョスとかあるわりにアルコールメニューが無いので大人にはつらい。そして子が結構食べ残すので大人が甘い物を食べる羽目になる。来年も行く場合、くるまほうばりケーキと甘い系ドリンクは禁止、あと甘い物を大人が食べるケースを考慮してコーヒーを頼んでおこうと思った。いろいろ食べ残したけど、子はカービィカフェのスタッフにお誕生日おめでとうを言われてめちゃんこ照れながら喜んでいて、良かった。今週の頭くらいにはローソンでティアキン関連商品を一通り買ったりしてて、任天堂エンゲル係数が高い。

カービィカフェ後、屋外で行われていた台湾屋台飯フェスで臭豆腐、大腸小腸、台湾ビールでリベンジをするがとにかく腹一杯になる。そういった経過でなんかずっと腹に入ってるなと思いながら夜中にハイラルへ。

ロッコに扇風機をつける。簡単にちょうど良い位置に組み立てられる様になっていて、出力も強すぎると思う。クラフトしてなんかするゲーム、という枠で考えると甘やかされすぎている。クラフト素材が入ったポイポイカプセルみたいのも出てきた。

時々「フワー」みたいな、神秘的オブジェクトに接近した事を知らせる効果音が鳴ってビビらされていたんだけど、もしかして右手氏の言う「鐘の音」だったのか…?

2つ目の祠の能力であるスクラビルド、私はなるべく戦闘から逃げ回るプレイをするからあんまり使わないかな…と思ってたけど、岩付き棒を振り回すと採掘や壁の破壊もできるし、なにより武器の耐久性が上がってる(気がする)のでめちゃ便利だ。

地図で見ると祠への向かい方にいろんなルートがありそうに見えるが、高低差で辿れるルートが制限されており、いつのまにか決まったレールに乗せられている仕組みになっている。

前は祠の奥にいるの、即身仏みたいなやつだったけど、今回は道祖神みたいのがいるのね。3つ目の祠クリア。トーレルーフ。新しい能力を得て、これまで見えていなかった「移動できる場所」が急に見えてくる。この「目が変わる」感じ、ゼルダだな!久しぶりだ。一旦頭がゴツン!ってめり込む感じで天井に入るのもいい。

高所の離れ小島から出られなくなってしまった。うっかり落下死したら、島に渡るために使った「なんか浮いてるやつ」の位置が初期化され、帰る手段がなくなってしまったのだ。ここで「翼」が手に入るので、これを使って戻る設計になっているのかも知れないが、その使い方がわからない。乗っても叩いてもぴくりとも動かない。一度だけ斜面の崖っぷちに置いて、「扇風機」をくっつけて起動したら斜面からずり落ちる事ができたのだが、真下に落下して死んだ。ジップラインやトロッコの仕掛けがあんなに物理演算無視して都合良く動いてくれるのに、これだけこんなに物理モデルっぽい事ある?先程までいた島にあった「翼」が出てくるガチャの所にいたロボが何か使い方を教えてくれるのかも知れないが、話をろくに聴かずにここに来てしまった……。

手持ちの「翼」を使って実験を繰り返して、「翼」の乗り方がようやく分かった。崖のギリギリに立って、飛び出したい方向の反対を向いて、翼をウルトラハンドで掴んで機首を自分に向けた状態にする。そこから45°機首を下げて、高さを最大まで上げて、前後の位置をリンクの足元から「翼」の影の先端が0.5〜1機影分くらい離れた位置にセットして、ウルトラハンドを解除する。翼がリンクに突っ込んでくるのでジャンプで飛び乗ると崖から翼に乗って発進できる。前後の位置の調整が微妙で、近いと乗れないし、遠いと崖に翼がぶつかって停まるかずり落ちて落下してしまう。

この方法で離れ小島から時の神殿に到達できたのだが、いくらなんでも発進が難しすぎる。きっともっと楽な方法があるに違いないと思って一度離れ小島のデータをロードして、「翼」ガチャの所まで「翼」で滑空してロボに話を聞く。が、すでに聞いたガチャの使い方しか説明してくれない。周りの「翼」が落ちていた場所で色々試すと、どうもこれの意図された使い方は「敷設されてるレールに載せると勝手に滑り出すので、それを追いかけて飛び乗る」というものらしい。ジップラインもそうだったけどそこまでの説明が一切無いのがクールだ。結局、離れ小島に閉じ込められたお陰でレール無しで翼を発進させる方法を編み出せたという事に。

で、時間かかるチュートリアルの果てに「時の神殿」に入ったら、ゼルダ、「胎児型の石」みたいのに変形してて、グロくない様にモデリングしたミイラというか?うわあやっぱりリンク気絶してる間に数百年以上経過してたのか……!って思った。結局何の説明もなく消えて、「試しの門」みたいのを開けるにはハートが足りず、チュートリアルステージはあとちょっとだけ続くんじゃ(って右手氏に言われた気がした)


土曜日は1日雨が降ってる日で、子が暇そうなのでお昼を食べたら雨が降り込まない高架下にある公園に行こうか、と話していたのだが、昼ごはんとして弁当を買いに行ったタイミングでかなりのドシャ降りに遭遇し、子はやる気をなくしてもう外に行きたくないと言い出し1日家にいた。近所の曜日替わりで違う店が入るスペースで売ってるビーガン弁当が美味い。肉無しでも美味くする技術が高まりすぎて、肉有りの平均的な弁当より美味しくなっている。

4つ目の祠は高度が非常に高いので、「翼」で飛び出すとどこまででも行けそうに思えるのだが、ある程度移動すると「翼」が消えてしまう。いや、チュートリアルステージ限定かな?これ。思ったより遠くに行けなさそうで残念。

「試しの門」を開けたら右手氏が消えてしまった。前作は3Dゼルダとしては珍しく、くっついてきてアドバイスとかするキャラクターがいなかったので、今作は親切だなと思ってたらチュートリアルステージまでしかついてきてくれないキャラクターだった。

そして地図上でゼルダがいる、とされていたポイントにはまたしてもおらず。なんかはるか過去にいるような演出が入る。やはり数百年経っていたのかと思う。過去と現在をマスターソードが繋ぐっぽい設定は時オカのセルフオマージュ。

お姫様に会えると思ったら他の城にいる、と言われるのを繰り返すスーパーマリオ(初代)方式。botwではゼルダが作中でずっと封印されている代わりに、再生される100年前の記憶として、このゼルダが典型的な「囚われのお姫様」ではなく、主体的に行動して王国の問題を解決しようとしていた人物であった事、特に王族に定められた役割としての呪術的な人柱となる才に欠けていた故もあり、継承された血の力に頼らず過去の歴史と技術を学ぶ事で王国の危機に立ち向かおうとしていた……という面が強調されていた。要するに高畑勲の「かぐや姫の物語」の様に、中世的ファンタジー世界の中にあって、近代的な価値観を持った人物として描かれていたと思うのだけど、封印から解かれたゼルダが登場する次作でそのキャラクターが全く生かされず、またしても封印されたままになってしまうのは興醒めだと思う。

ここでチュートリアルが終了したらしく、いきなり地上に飛び降りれる様になった。空中のチュートリアルステージがあれだけボリュームがあって、という事はまだ辿り着いてない空中エリアがたっぷり残ってて、かつ地上が前作と同様の広さあるとかかなり大盤振る舞いという感じだ。相棒キャラクターもおらず、1人であちこち駆け回る前作同様の寂しさを楽しめるようになった。